「150万円以上は絶対だ」国民・玉木氏『103万円の壁』見直し巡り主張「そうでないと他の制度と整合性が取れない」
いわゆる”103万円の壁”見直しをめぐり、国民民主党の玉木雄一郎衆院議員は、”150万円以上は絶対だ”とする考えを示しました。 【フル動画】MBSの単独に玉木氏が語ったこと 与党と国民民主党の間で行われてきた、いわゆる年収「103万円の壁」の見直し。3党は「178万円」を目指して継続協議することを確認していますが、24日行われる予定だった税調会長の会談は、日程の都合で見送られました。 国民民主党の玉木雄一郎衆院議員は24日午前、MBSの単独取材に応じ、「103万円の壁を150万円以上に絶対に引き上げなければならない。そうでなければ他の制度との整合性がとれない」とする考えを示しました。 (国民・玉木雄一郎衆院議員)「Q103万円の壁、いくら以上にしたい?)123万円以上には絶対しないといけないと思っていますし、あとは特定扶養控除が150万円までいけたわけですから、150万円以上には絶対決まっていかないと、他の制度との整合性を最低限とっていかないといけないと思います」 「もし仮に(自民党が)140万円の副案を持っているんだとしたら、140万円がスタートラインだよね」 自民・公明の両党は来年の通常国会について1月24日召集で政府側と調整を進める方針で、そこが交渉の一つの区切りとなります。 (国民・玉木雄一郎衆院議員)「まだまだ(予算案が採決される)2月の終わりまで試合は続いていますから、当然皆さんの思いをしっかり受け止めて5万でも10万でも、さらに15万でも20万でも上げていく交渉をやります」「できるだけ178万円を目指して近づけいくのが我々の立場」 玉木氏は与党側と真摯な協議を行いたいとしています。