防災セットにいくらかけている?年代別の内訳一覧表もチェック
防災用品を準備するようになったきっかけは何?
「防災用品を準備するようになったきっかけは何?」という質問への回答結果は、以下の表の通りです。 ●〈防災用品を準備するようになったきっかけは何? 〉 ・災害のニュースをメディア(テレビ・SNS等)で見た:65.5% ・自分が過去に経験した:24.1% ・身近な人が被害に遭った:10.3% ・知人・家族から勧められた:3.4% ・その他:10.3% 防災用品を準備するようになったきっかけで最も多いのは、テレビやSNSで配信される災害ニュースでした。 近年はインターネットが発達し、災害情報へアクセスしやすくなったことも、今回の結果に繋がったと考えられます。 自分自身や身近な人が被災したため防災用品を揃えたという人の割合は、約34%です。 日本は自然災害が発生しやすいこともあり、実際に経験したことをきっかけに防災用品を準備する人も一定数いることがうかがえます。
防災グッズは用意している?金額の分布やお金がかかるアイテムを紹介
東京都に本社を置くセゾン自動車火災保険株式会社は、2024(令和6)年2月26日に防災に対する意識調査の結果を公開しました。 調査時期は2024(令和6)年2月、調査対象は全国の20歳以上の男女1130人です。 本記事では13個ある質問項目のなかから、防災グッズに関する結果を抽出して解説します。 ●防災グッズの準備で困っていることは何? 「防災グッズの準備で困っていることは何?」という質問への回答は、次の表の通りです。 ・賞味期限の管理:25.9% ・保管場所:25.8% ・準備する量がわからない:15.1% ・何を準備すればいいかわからない:15.0% ・コストがかかる:14.6% ・準備する時間がない:3.1% ・その他:0.4% 防災グッズを準備するときは、賞味期限の管理と保管場所に特に多くの人が悩んでいることが分かりました。 また、準備する物や量が分からず困っている人も一定数います。 次は、各家庭で防災セットをいくらで用意しているのか解説していきます。 ●あなたの家庭の防災セットはいくらで用意している? セゾン自動車火災保険株式会社の調査でアンケート回答者に防災セットの金額を尋ねる項目では、次のような結果になりました。 ・5000円未満:23.6% ・1万円未満:28.6% ・3万円未満:17.4% ・3万円以上:7.1% ・わからない:23.3% 防災セットの金額は、1万円未満の人が最も多いことが分かりました。 年代別で見てみると、3万円以上の防災セットは30歳代の人がよく備えています。 ●どの防災グッズが最も高額だった? セゾン自動車火災保険株式会社の調査では3万円以上の防災セットを用意している人を対象に、最も高額だった防災グッズを尋ねました。 詳しいアンケート結果は、以下の表の通りです。 ・ポータブル電源:41.8% ・発電機:25.5% ・防災ラジオ:10.9% ・寝袋:9.1% ・ヘルメット:7.3% ・その他:1.8% ・わからない:3.6% 多くの人が「高額だった」と回答した防災グッズは、ポータブル電源でした。 また、発電機と回答した人も約25%おり、電力関係の防災グッズが高額な傾向にあることが伺えます。