メッツのファンが掲げた応援メッセージ（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　崖っぷちに追い詰められたメッツが18日（日本時間19日）の第5戦でドジャースに快勝。対戦成績を2勝3敗とし、第6戦までもつれ込ませた。20日（日本時間21日）から敵地でミラクル逆転劇を目指すことになったが、消沈していたメッツの地元メディアも再び活気づいてきている。 　ニモは試合後のクラブハウスで「誰かにできるなら俺たちにもできる。こういう状況で1年ずっと窮地に立たされながらやってきたが、乗り越えることができた。俺たちはベストを尽くせる」と巻き返しに意欲を見せた。〝ミラクルメッツ〟の予感に「SNY」は「メッツはまたもやらかした。シーズンもポストシーズンも、ホラー映画のフレディ・クルーガーよりも倒すのが難しい彼らの強さを見せつけた。何か特別なことが起きるチャンスだ」と期待し「クラッチポイント」は「メッツはあと2勝してリーグのライバルを倒せると確信している。このチームはそれが完全に可能だ」とした。 　また「ワシントンポスト」も「メッツを放っておくのは危険だ。メッツは死にそうな時ほど生き生きしている。彼らは忘れられそうだったからこそ記憶に残る。空中に留まることができないのは、どれだけジャンプすることができるかを証明するためだ。それが彼らの不思議な魔法だ」と敵地で本領を発揮すると見ているが、果たして…。