【チャンピオンズC】南関東3冠馬ミックファイアが最終追い 渡辺和師「気力十分の動き」
10月14日の南部杯4着後、チャンピオンズC(12月1日、中京ダート1800メートル)に照準を合わせているミックファイア(牡4=渡辺和、父シニスターミニスター)が26日、大井競馬場のダートコース単走で追い切った。 矢野貴(レースはルメール)を背に馬なりのまま5F65秒4~1F12秒8でゴールへ。キャンターから前進気勢にあふれ、掛かりのいい脚さばきで好仕上がりを印象付けた。 渡辺和師は「中間は牧場の坂路でしっかり追い切りをこなしてきたし、今朝は馬なりながら気力十分の動き。爪の不安も落ち着いているし、順調な仕上がりですよ」とうなずく。「気性面の成長が大きく、以前ほど輸送を苦にしなくなっています。2ターンの1800メートルはこの馬にとってベストの条件。相手は強いけど力をつけているので、いい走りを期待したい」と力を込めた。 今年2月18日のフェブラリーS7着以来、2度目の中央参戦でG1獲りを期す。