【巨人】阿部監督、侍ジャパン開幕投手の井上温大にエール「ベースカバーにちゃんと行けと」
巨人の阿部慎之助監督が4日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(9~24日)に出場する侍ジャパンの大会初戦、13日のオーストラリア戦(バンテリン)で開幕投手を務める井上温大投手にエールを送った。 G球場での秋季練習後、井上について「なかなかねこんな経験はできないと思うし。抑えたら抑えたで自信になるだろうし。打たれたら打たれたで、まだまだダメなんだと思えるだろうし。そういう場だからね」とエールを送った。 今季は途中から先発ローテに定着して25登板(15先発)で101イニングを投げて8勝5敗、防御率2・76、99奪三振と飛躍した。 7勝目を挙げた8月24日の中日戦(東京D)では、一塁ベースカバー遅れで内野安打となった直後に2ランを浴び、「カバーリングもできない投手ですからバチが当たって本塁打打たれたんじゃないですか」と愛情込められた厳しい言葉をおくっていた。 その後の登板試合では「ゲームはある程度つくれたし、ベースカバーもできたから今日は80点」とコメントするなど、繰り返し口にして井上にベースカバーの大切さを伝えてきた。 侍ジャパンに招集された井上へ「一番の心配はそこだから。ベースカバーにちゃんと行けと。そこだけだよ、本当」と笑ってジョーク交じりに活躍を願った。
報知新聞社