伊原六花が「関西演劇祭2024」アンバサダーに就任、板尾創路と演劇祭への期待語る
伊原六花が「関西演劇祭2024」のアンバサダーに就任。10月中旬、フェスティバルディレクターを務める板尾創路とアンバサダーの伊原が取材に応じた。 【画像】「関西演劇祭2024」ロゴ(他3件) 「関西演劇祭」は、新たな才能を関西から送り出すことを目指し、2019年にスタートした演劇祭。6年目となる今回の「関西演劇祭2024」には、暁月-AKATSUKI-、EVKK/エレベーター企画、エンニュイ、劇団☆kocho、劇団さいおうば、The Stone Age ヘンドリックス、teamキーチェーン、つぼみ大革命、fukui劇、WAO!エンターテイメントが登場する。また、スペシャルサポーターとして、ネルケプランニングの野上祥子代表取締役社長、映画監督の三島有紀子、NHKエンタープライズドラマ部の笠浦友愛エグゼクティブディレクターが参加。さらに、劇作・演出家・折紙作家の西田シャトナーがスーパーバイザーを務める。 2019年の「関西演劇祭」発足当初からフェスティバルディレクターを務める板尾は「個性的な10劇団がそれぞれ違ったカラーの45分のお芝居を上演して、そのあと、俳優やクリエイターが観客からの質問にその場で答えるティーチインが行われます。その仕組みそのものが『関西演劇祭』最大の見どころ」とアピール。今回、アンバサダーとして「関西演劇祭」に初参加する伊原は「普段からさまざまなお芝居を観に行くことが多いので、参加させていただけて光栄です。劇団の皆さんがどのような作品を作ってこられるのかすごく楽しみですし、ティーチインでいろいろな方の演劇の受け取り方を知ることができるのも、非常に素敵な時間だと思っています」と笑顔を見せた。 関西演劇シーンの印象について問われた板尾は「関西の劇団は笑いに対して貪欲で、パワフルなイメージ。『関西演劇祭』を通じて、面白いことをやっている劇団が関西にもたくさんあることを知ってもらいたいですし、スポットが当たることによって、彼ら自身の励みにもなるのではないかと思うんです。フェスティバルディレクターとして、『関西演劇祭』のテーマでもある、縁が“つながる”きっかけ作りをするお手伝いができれば」と温かい表情で語る。 伊原は、7月に上演された自身の出演作、ミュージカル「ダブリンの鐘つきカビ人間」について触れ、「『ダブリンの鐘つきカビ人間』は作劇を後藤ひろひとさん、脚色・演出をウォーリー木下さんが手がけた作品で、関西にゆかりのあるキャスト・スタッフの方々が多く参加していたんです。その現場で、かつての関西演劇界について興味深いお話をたくさん伺いました。『ダブリンの鐘つきカビ人間』には、関西出身だからこそ刺さる笑いがふんだんに盛り込まれていますし、笑える場面があるからこそ、最後のシーンがより一層グッとくる。このような素敵な作品が、今後も関西から発信されることを楽しみにしています」と期待を込めた。 「関西演劇祭2024」は、11月16日から24日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催される。 ■ 関西演劇祭2024 2024年11月16日(土)~2024年11月24日(日) 大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール □ スタッフ アンバサダー:伊原六花 フェスティバルディレクター:板尾創路 スペシャルサポーター:野上祥子 / 三島有紀子 / 笠浦友愛 スーパーバイザー:西田シャトナー □ 出演 暁月-AKATSUKI- / EVKK/エレベーター企画 / エンニュイ / 劇団☆kocho / 劇団さいおうば / The Stone Age ヘンドリックス / teamキーチェーン / つぼみ大革命 / fukui劇 / WAO!エンターテイメント ※初出時より、本文の内容を変更しました。