『ポケモン』『メトロイド』最新作も!“2025年のスイッチ独占タイトル”を見逃すな─待望の再誕や名コンビの復活も
2024年も数多くの魅力的な作品がゲーム業界を盛り上げました。しかし、2025年の展開も見逃せません。すでにいくつもの話題作の登場が予定されており、引き続きゲームファンを虜とすることでしょう。 【画像】発売が楽しみ!2025年の注目タイトル。 次の春でサービス開始から8年経過するニンテンドースイッチは、今もなお厚い支持を集めており、2025年の活躍にも期待が集まっています。そんなスイッチを、2025年はどんなタイトルが彩るのか。現時点で判明している要注目のタイトルを厳選してお届けします。 ■『ポケモンレジェンズ Z-A(ゼットエー)』:2025年発売予定 1996年2月27日発売のゲームボーイソフトとして始まった『ポケットモンスター』シリーズは、まず携帯ゲーム機を中心に大ヒットを記録。アニメやカードゲームなど展開も広がりを見せ、2018年には『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』でスイッチへの上陸も果たしました。 2020年に入っても『ポケモン』の躍進は止まることなく、『ポケットモンスター ソード・シールド』が2,644万本、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が2,569万本と、世界的な大ヒットが続きます。 そして2025年には、シリーズ最新作となる『ポケモンレジェンズ Z-A(ゼットエー)』が発売されます。直近作の成功から、『ポケモン』ファンの多くがスイッチを手にしていることは明らか。満を持して登場する最新作が多くのファンをどのように満足させるのか、その期待は高まるばかりです。 『ポケモンレジェンズ Z-A』の詳細などはまだ明かされていませんが、本作の公式サイトを見ると「『ポケットモンスター』シリーズの新たな挑戦作」と書かれており、意欲的な作品になるものと思われます。 人とポケモンの共存を目指して都市再開発が進む「ミアレシティ」を舞台に、『ポケモン』の新たな冒険と物語を紡ぐ『ポケモンレジェンズ Z-A』。2025年の世界同時発売が、待ち遠しいばかりです。 ■『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』:2025年3月20日発売予定 2010年、Wiiに登場した『ゼノブレイド』は、“巨大な神の骸”をフィールドとする特殊な世界観に始まり、探索し甲斐のある広大な冒険、戦略性のあるシームレスなバトル、厚みのある物語など、様々な魅力で人気を博しました。 この『ゼノブレイド』の成功がシリーズ化に繋がり、ナンバリングだけでも3作品が登場。また、1作目の『ゼノブレイド』をベースに追加要素を加えた『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』が登場したことで、シリーズの「1」「2」「3」が全てスイッチで遊べるようになります。 ただし『ゼノブレイド』シリーズは、その3作品だけではありません。特に、Wii U向けに登場した『ゼノブレイドクロス』は、これまでスイッチで遊べない唯一のシリーズ作として長らく惜しまれていました。 ですが、『ゼノブレイドクロス』のスイッチ版となる『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』が、2024年10月に電撃発表されました。しかも発売日も決定しており、2025年3月20日にリリースされます。 未開の惑星「ミラ」をオープンワールドで表現し、変形機構のある兵器「ドール」を乗りこなして、広大な世界を探索する『ゼノブレイドクロス』。そこに、新たなストーリーも加えた『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』は、まさにシリーズファンが待ち望んだ1作と言えるでしょう。 ■『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』:2025年4月発売予定 レベルファイブがリリースした『ファンタジーライフ』は、“明確な役割を持つ様々なジョブ構成”というMMO的なゲーム性をシングルプレイに落とし込み、広大な世界で複数の職業を使い分ける楽しさをニンテンドー3DSで実現させました。 「こういうゲームを遊びたかった」というユーザーのニーズを的確に捉えた本作は人気を集め、パワーアップ版となる『ファンタジーライフ LINK!』がリリースされるほどの支持を獲得しました。また、iOS/Android向けに『ファンタジーライフ オンライン』が展開していたこともあります。 『ファンタジーライフ オンライン』のサービス終了(2021年12月)以来、新たなシリーズ展開はないままでしたが、その沈黙を破る最新作『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が2025年4月に登場します。 自分だけのアバターを作るキャラメイクや、職業を指す「ライフ」の多彩さなどを受け継ぎつつ、シリーズ史上最大のオープンワールドやライフを瞬時に切り替える新機能「クイックライフチェンジ」などが用意され、その冒険はより壮大に、もっと快適な遊びに生まれ変わります。 「1000年の時を超えてはじまる、あなただけの物語」を紡ぐ『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』は、ファミリープレイによるサポートやオンラインによるマルチプレイも可能。ひとりでも誰かと一緒でも楽しめる1作です。 ■『レイトン教授と蒸気の新世界』:2025年発売予定 『ファンタジーライフ』シリーズもレベルファイブの代表作ですが、このほかにも『イナズマイレブン』や『妖怪ウォッチ』など、一世を風靡したシリーズ作をいくつも抱えており、無論『レイトン』シリーズも外せません。 レイトン教授ことエルシャール・レイトンを主人公とし、助手であるルーク・トライトンと共に多種多様なナゾトキに挑む『レイトン』シリーズは、ニンテンドーDSおよび3DSを中心にヒットを続け、世界累計出荷本数は1,800万本を突破。国内外に誇る人気作となりました。 しかし、レイトンとルークのコンビによる完全新作は、2013年2月発売の『レイトン教授と超文明Aの遺産』を最後に音沙汰のない状況となります。また、『レイトン教授』シリーズの時系列的に最も新しい『レイトン教授と最後の時間旅行』にて、ルークはレイトンの元を離れてアメリカへ旅立ってしまいました。 作品の展開的にも、そして作中の設定的にも、「ふたりのコンビを見る機会はもうないのか」といった諦めも首をもたげる中、2023年に『レイトン教授と蒸気の新世界』が発表されました。 しかも、時系列は『レイトン教授と最後の時間旅行』の1年後で、レイトン教授とルークがアメリカで再会。この名コンビが復活するという朗報に多くのファンが喜び、大きな話題となりました。 2024年の東京ゲームショウでは試遊出展も行われるなど、発売に向けた歩みは着実に進んでいます。『レイトン教授と蒸気の新世界』の登場も、2025年の見逃せない動きのひとつとなるでしょう。 ■『メトロイドプライム4 ビヨンド』:2025年発売予定 ファミコンのディスクシステムに登場した『メトロイド』は、探索により行動範囲が広がっていく2Dアクション作品で、粗削りな面もありましたが斬新なゲーム性が非常に刺激的でした。その反響を受けてシリーズ展開が活発になり、据え置き機に携帯機と多彩なプラットフォームで活躍していきます。 その展開の中で様々な作品が生まれ、原点を正当進化させた2Dアクションシリーズと、主観視点のアクションとなった『メトロイドプライム』シリーズが、それぞれ発展を遂げました。 『メトロイドプライム』シリーズは『メトロイドプライム3 コラプション』(2008年3月発売)で大きな節目を迎えましたが、シリーズ自体は以降も続き、そして2017年にはナンバリング最新作『メトロイドプライム4』が発表されました。10年近い間隔を開けてからのナンバリング発表だったため、国内外でこの朗報に歓喜し、続報に多くの関心が集まります。 しかし、ここからしばらく音沙汰のない状況が続き、2019年にようやく出た新たな動画は、開発会社の変更や仕切り直しを報告するものでした。そして開発状況の一新があったため、必然的に再び沈黙の期間が訪れます。 二転三転する状況が続く中、2024年6月に配信された「Nintendo Direct 2024.6.18」にて、待望の続報が到着。正式タイトルを『メトロイドプライム4 ビヨンド』とし、2025年に発売するとアナウンスされました。 ゲームの詳細はまだ明かされてませんが、プレイ意欲をかきたてる最新映像も合わせて披露され、寄せられる期待が再度高まった『メトロイドプライム4 ビヨンド』。発表から約8年の歳月を経て、2025年にいよいよ登場します。 今回紹介した5作品は、いずれもニンテンドースイッチ向けにリリースされる独占タイトルです。2025年も、スイッチで豊かなゲームライフを楽しみましょう。
インサイド 臥待 弦
【関連記事】
- スイッチ完全新作『ポケモンレジェンズ ゼットエー』2025年発売! 舞台は『ポケモン X・Y』の「ミアレシティ」【Pokemon Presents】
- なぜ『レイトン』最新作は、怯えていたファンを安心させることに成功したのか─物語、声優変更、ナゾトキの全てに希望の兆し
- 手軽な「ライフ」の切り替えに感動! 『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』試遊プレイで新機能に迫る【TGS2024】
- 『レイトン教授と蒸気の新世界』「ルークの声」変更にファンが反応、新担当・今田美桜が演じた新ルークの印象は?
- Wii U版と比較!『ゼノブレイドクロス DE』紹介映像と見比べて、グラフィックの進化をチェックしてみたーリンやエルマの顔つきにも注目