とうとう“食キャンセル界隈”も登場!? 食に興味ゼロな人たちの仰天&面白エピソード
食のサプライズが通用しない父(コートニーさん 43歳 派遣社員)
父が食に興味がない人です。娘である私自身は、食後高血糖や腸活などを考慮して、食にはけっこうこだわっているのですが、いつも「お金をかけすぎだ」と小言を言われます。まったく理解できないんでしょうね。 ただ、ある時、めったに会わない遠方の親戚が訪ねてきて、父を交えて3人で話す機会がありました。その時に、父が親戚に「揚げ物と日本酒が好き」と言ったのです。好物があったことにびっくりしました。「それなら!」と張り切って、父の誕生日に天ぷらと日本酒の美味しいお店を予約しようとしたところ、断られてしまいました。「わざわざ外で食べなくていい。たまに一緒に食べるなら、家でお母さんの作ったごはんを食べよう。天ぷらも、スーパーのお惣菜コーナーにあるもので良い」と。正直、すごくがっかりしました。 たまには美味しいものをご馳走しようと思って、今まで何度かサプライズ的に外食に連れて行ってあげたのですが、あまり喜んでもらえていなかったのかも……。
自他ともに認める“食キャンセル界隈”の人たちの声
ここからは、食に興味がないご本人たちが語る、自分の食生活エピソードをご紹介していきましょう。
365日同じものを同じ量食べ続ける(偏食さん・50代前半・アルバイト)
私自身が「食に興味がない人」です。 自分が食べるものは365日同じもの・同じ量・同じメーカーのもの……という状態です。数年は同じものを食べ続けても平気。不思議と飽きずに美味しく食べ続けることができるんです。 個人的には、食に興味がない私のような人間はけっこういると思っています。特に最近の若者にはこういう人が多いのでは? 最近、さまざまなメーカーから「完全栄養食」が出ていて、しかも種類も増え続けているのはこうした嗜好への対応ということもあるんじゃないかと疑っています。 とはいえ、料理を作ることは嫌いじゃないんです。自分は食べませんが、食べたいという人がいれば作りますし、それは楽しいんですよ。飽食の時代だからこそ、あまり食に関心がなさそうな人が、まるで“変わった人”のように見えるのかもしれませんね。