VW最小のSUVをテスト 新型「VW T-Cross 1.5 TSI」改良されたT-Crossは説得力があるか?
実際には、7つのギアのうち最後の2つのギア比の長いギアがうまく機能している。しかし、「T-Cross」が本当に質素になるのは、ストップ&ゴーを多用しないのんびりとしたツーリングのときだけで、市街地では通常リッターあたり平均12.5km前後だ。混合燃料消費率ラップでは、T-Crossはリッターあたり平均15.1kmだった。 ただし、150馬力のパワーがかなり爽快に感じられることも特筆しておきたい。必要であれば、8.5秒後に0から100km/hに達する。かなり固めのサスペンションと、新しい18インチホイールの組み合わせはスポーティな走りを可能にする。
T-Crossの維持費は常識的なレベル
エントリーグレードの価格でも、決して安くはない上に、装備は「R-Line」トリムであっても決して完全ではない。リバースカメラ、調整可能なランバーサポート、オートエアコンは別料金だ。したがって、この小型VWはお買い得とは言えないが、少なくとも維持するには手頃な価格であることに変わりはない。
総合評価
モデル名:VW T-Cross 1.5 TSI ボディワーク:素材感が向上したフロントコックピット。後部座席はスライド式。 5点満点中3点 走り:1.5 TSIは生き生きと走り、適切な断熱が施され、街中以外でも経済的なポテンシャルを発揮する。 5点満点中4点 走行性能:心地よいステアリング、しっかりしたサスペンション、ESPアラート。ブレーキ性能: 旧型T-Crossの方がブレーキが効く。 5点満点中3.5点 コネクテッドカー:We-Connectアプリが利用可能で、オンラインデータもある。ただし、ナビにはほとんど統合されていない。 5点満点中3.5点 快適性:シートヒーターは?R-Lineに標準装備、クルーズコントロールはない。ボイスコントロールはよく理解できるが、温度調整はできない。 5点満点中3.5点 コスト:高額な価格、2年保証のみ。一方、保険、税金、メンテナンスはむしろ有利だ。 5点満点中3.5点 AUTO BILD テストスコア3+
結論
「VW T-Cross」は、子供連れの若い家族から、快適なエントリーと直感的な操作を求める年配者まで、幅広い顧客層を満足させる。VWはそのすべてを実現しており、可変性はポジティブな特徴だ。しかし、「T-Cross」はこの種のモデルの中では高価な部類に入る。
Mirko Menke and Jonas Uhlig