“元リバウンド王”コッツァーがB3金沢武士団に加入「日本に戻ってくることができてワクワク」
10月25日、B3の金沢武士団は、元B2リバウンド王のケビン・コッツァーと2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 アメリカ出身で11月に35歳の誕生日を迎えるコッツァーは、202センチ117キロのパワーフォワード兼センター。NBA下部Dリーグ(現Gリーグ)のサンタクルーズ・ウォリアーズでキャリアをスタートさせると、プロ2年目の2014年から日本でプレー。2016年のBリーグ開幕イヤーはB1京都ハンナリーズに所属し、その後はB2のクラブを中心に渡り歩いてきた。 香川ファイブアローズに所属していた2019-20シーズンには、1試合平均15.0リバウンドをマークし、B2リバウンド王に輝いた実績もあるビッグマン。昨シーズンはBリーグでのプレー実績がなく、B2の4クラブに在籍した2022-23シーズンは、47試合に出場し9.9得点9.0リバウンド2.1アシストをマークしていた。 今回の契約発表に際して、コッツァーは「日本に、そしてB3リーグにまた戻ってくることができて、とてもワクワクしております。金沢で素敵なスタートが切れること、金沢で戦うことが待ち遠しいです。よろしくお願いいたします」と、クラブを通じてコメント。 金沢の原島敬之ゼネラルマネージャーは、「特にインサイドに強い選手で、過去リバウンド数やブロックショット数は常に上位の数字を残し、リバウンド王の実績をも持つ選手です。また温厚な性格で、献身的にバスケットと向き合う選手です。日本でのキャリアが長く、多くのブースターの方々からも愛された選手です。また日本に戻ってプレーすると決断してくれたケビン選手に大変感謝しております。2024-25シーズンはB革新を目指す中で、平均入場者数1500名を達成するという目標に向け、ケビン選手の存在は必要不可欠なものとなるでしょう。金沢武士団は、ケビン選手の活躍を大いに期待し、チームの未来を築く重要な一翼を担ってくれる事を確信しております」と、新戦力への期待を込めた。
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