アンセル・エルゴート、“世界一過酷なレース”の実話を描くサバイバルスリラーに主演
「ウエスト・サイド・ストーリー」「TOKYO VICE」などの出演で知られるアンセル・エルゴートが、実話をもとにしたサバイバルスリラー映画「Faster Than Horses(原題)」に主演することが分かった。米バラエティが報じた。 同作は、ハンプトン・サイドの記事をもとに、世界で最も過酷なフットレースと言われる、サハラ砂漠で約250kmのコースを7日間で走破するマラソン・デ・サーブル(通称:サハラマラソン)で栄光への復活を目指す元オリンピック・ランナーの姿を描く。壊滅的な砂嵐がレースを飲み込んだとき、主人公はサハラ砂漠に迷い込み、勝利のためではなく、生き残るための10日間の戦いに身を投じることになる。 ドキュメンタリー映画「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」「氷上の王、ジョン・カリー」のジェームズ・アースキン監督がメガホンをとり、脚本は、マイケル・ムル、クリス・ムル、アースキン監督が共同で執筆する。プロデュースを、サバイバルの専門家ベア・グリルスの他、デルバート・ショープマン、ベン・グラス、マイケル・プグリエーゼ、スチュアート・サザーランドが務める。 アースキン監督は「この物語を初めて聞いて以来、ずっと魅了されてきたので、今この物語をスクリーンに映し出すことができ興奮している。地球上で最もドラマチックな風景を背景にした闘争としょく罪の力強い物語で、アンセルは素晴らしい表現力を発揮してくれるだろう」とコメントを寄せた。 現在プリプロダクション中で、11月5日にラスベガスで開幕するAFMで海外の配給会社にお披露目される。