顔面流血の王者カサンガナイ、“40発以上”の怒涛パンチラッシュ!劇的な逆転KOに会場が大歓声=PFL
6月21日(日本時間22日)に米国ユタ州で開催された総合格闘技イベント『PFL 5: 2024 Regular Season』のライトヘビー級マッチ、インパ・カサンガナイ(30=米国)がヤコブ・ネドー(27=スロベニア)にドクターストップによる逆転TKO勝利。2R終了間際、40発以上の怒涛のパンチ連打でネドーを戦闘不能に追い込んだ。 【動画】王者が壮絶“40発以上”の怒涛ラッシュ!相手はフラフラ“瀕死”状態 カサンガナイは元UFCファイターで昨年からPFLに参戦し、圧倒的な強さで23年のライトヘビー級王者に。今年2月のベラトールの対抗戦で、ベラトールミドル級王者のジョニー・エブレンにスプリット判定負けを喫したものの、4月のレギュラーシーズン初戦ではアレックス・ポリッツィに1R KO勝利を収めた。 対するネドーは昨年のPFL欧州の同級優勝者。今年から本戦参戦を果たすも、シーズン初戦は1R KO負けを喫した。 試合は1Rにネドーがパンチでカサンガナイからダウンを奪うなど優勢。さらには2R中盤にカサンガナイは顔面カット流血をしてしまう。しかしラウンド終盤、カサンガナイが怒涛のパンチラッシュで反撃!その勢いにネドーは崩れダウンするが、レフェリーはストップをかけない。ネドーが立ち上がると、カサンガナイは手を緩めず、パンチの連打!ネドーはフラフラの瀕死状態だ。 ゴングが鳴ってネドーは生き残ったかに見えたが、そのダメージを見たドクターがストップ。カサンガナイの劇的な逆転TKO勝利に会場は大歓声となった。 残り23秒、カサンガナイが放ったパンチの数は40発以上。殴ったカサンガナイも王者の意地を見せたが、最後まで意識を飛ばさなかったネドーも天晴れな戦いぶりだ。 PFLはシーズン毎、各階級10選手によるリーグ戦を行い、その勝ち点上位4名がプレーオフ(トーナメント準決勝)を争いそのシーズンの優勝者(王者)を決めるが、カサンガナイは勝ち点11のリーグトップでプレーオフ進出が決定。2連覇に向けて大きく前進した。 『PFL 5: 2024 Regular Season』 2024年6月21日(日本時間22日)米国ユタ州 ▼ライトヘビー級マッチ ○インパ・カサンガナイ(米国) TKO 2R終了時 ※ドクターストップ ●ヤコブ・ネドー(スロベニア)