『ロマサガ2 ROTS』知らないと損する序盤のポイント! 両手武器と盾は相性悪し、「閃きアイコン」の斜線の意味って?【ネタバレなし】
2024年10月24日、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』(以下、ロマサガ2 ROTS)が発売されました(Steam版は翌25日に配信開始)。往年の名作を3Dでフルリメイクした上に独自要素も盛り込んだ、新旧ゲームファンのいずれも気になる話題作が、満を持しての登場です。 【画像】「閃き」を意識するのも大事! 本作は一般的なRPGとは異なる点も多く、だからこそ魅力的なのですが、知っているとより深くゲームを楽しめます。そこで今回は、意外と見落としがちな要点をまとめ、序盤のプレイがより快適になるポイントを分かりやすく紹介します。 もちろん、物語面のネタバレはありません。これから『ロマサガ2 ROTS』を始める人も、安心してご覧ください。 ■『ロマサガ2 ROTS』序盤のポイント:育成編 ◆使わないと武器や術は成長しない バトルでは、武器の通常攻撃や技、そして術などを駆使して戦いますが、成長するのは戦闘中に使ったものだけ。使用することで経験値が入り、一定値を超えると各武器や術のレベルが上がる仕組みなので、レベルを上げたい武器や術は積極的に使いましょう。 ちなみにレベルは、上位の技や術の取得にも関係しますし、与えるダメージにも影響します。徐々に強くなる敵に対抗するには、武器と術のレベル上げは欠かせません。 ◆できるだけ多くの武器を使いこなそう 本作には、剣や大剣、斧、槍など、7種類の武器があります。RPGだと好きな武器だけ使ってしまいがちですが、様々な敵の弱点を突くには、より多くの武器のレベルを上げ、揃えておくのが有効な手段です。 パーティを再編成する機会が多い作品なので、その際には武器種を広くカバーできるように編成し、それぞれレベルを上げておくのがお勧めです。 ◆術を意識的に育てよう 術も、バトルにおける重要な要素のひとつです。ダメージ減になるのはもちろん、HPの回復や支援など、多岐にわたる活躍が見込めるので、放っておく手はありません。 最序盤のパーティ編成では、武器の種類が豊富で術は少なめ。このままプレイを進めると、術への意識が薄くなってしまう恐れがあります。序盤のうちから育てておく方が、様々な局面で役立つので、できるだけこまめに使っておきましょう。また、術も属性ごとに分かれているため、武器と同様にそれぞれ育てておくのがお勧めです。 ◆「閃き」を意識する 新しい技や術は、バトルで「閃き」を発動させることで取得します。強力な技や術があれば、難敵にも立ち向かいやすくなるので、バトルは常に「閃き」を意識して立ち回りましょう。 コマンドに電球マークがあると、新たな技を閃きやすいので、それを目安にするのが吉。敵が強いほど閃きやすいので、状況に応じて立ち回りを変えて挑んでください。なお、閃き派生表で確認できるアイコンに斜線がある技は、そのキャラクターでは閃かない技なので、適時確認しながら育成計画を立てましょう。 ■『ロマサガ2 ROTS』序盤のポイント:戦闘編 ◆難易度選択 本作の初プレイでは、難易度を「カジュアル」「ノーマル」「オリジナル」の3種類から選択できます。「オリジナル」はかなり手ごわいバランスなので、本格派を望む人はこちらをお選びください。 一般的なRPGの難易度で遊びたい人は「ノーマル」、物語重視なら「カジュアル」がお勧めです。また、プレイ中に難易度は変更できるのでご安心ください。 ちなみにゲームを進めていくと、更に難しい「ベリーハード」と「ロマンシング」も解放されます。腕に覚えがある人は、こちらへのチャレンジも視野に入れましょう。 ◆弱点を見つける 雑魚からボスまで、敵は複数の弱点を持っています。弱点を突くと、敵に与えるダメージが多くなるほか、連携ゲージも上昇します。一度見つけた弱点は常に表示されるため、様々な武器や術を使い、少しでも多くの弱点を発見しておくと便利です。 ◆バフやデバフで戦闘を有利に バトルでは、バフやデバフも有効な手段です。状態異常系の技や術は、決まれば効果的ですが、必ず効くとは限りません。しかし、バフはもちろんデバフも必ず効果が発生するため、確実に戦力を増強できます。当然ボス戦でも有効なので、積極的に使用しましょう。 ◆盾やガーダーを使いこなせ 盾とガーダーは、それぞれ一定確率で発動するタイプの防具です。盾の場合は防御力が上がり、ガーダーはダメージを完全に無効化します。その分、発動確率は盾が高めで、ガーダーは低め。どちらを誰に装備させるか、戦略に合わせて選択しましょう。 また、大盾・槍・弓といった両手持ちの武器や体術を使ったターンは、盾・ガーダーが発動しないのでご注意ください。攻撃を集める盾役には、片手武器がお勧めです。また、防御系の技も併用すると、更に心強い存在となるでしょう。 ◆陣形も重要 敵からの攻撃を集めたり、ステータスをアップしたりと、「陣形」も非常に重要な要素です。編成に合わせた「陣形」を選ぶことで戦力がさらに向上するので、意識して使いこなしましょう。新しい皇帝で訓練所に行くと、陣形を覚える場合があります。 ◆戦闘不能に注意 キャラクターのHPが0になると戦闘不能になり、LPが減ります。そしてLPが尽きると、そのキャラクターは復活できなくなります。LPは、特別なアイテムを使わないと回復しないため、極力減らさない立ち回りが重要です。 また、パーティの誰かが戦闘不能になると、陣形の効果がなくなります。陣形は戦略の要なので、それが瓦解する状態は非常に危険です。 ■『ロマサガ2 ROTS』序盤のポイント:全般編 ◆宝箱の回収は超重要 ダンジョンや町にある宝箱を開けると、武器やアイテムなどが手に入ります。こうした宝箱の回収はRPGの基本ですが、本作の場合、宝箱から手に入れる大量の資金も非常に重要です。 『ロマサガ2 ROTS』は、帝国の設備を充実させるのも大事なポイントです。そして、設備の設置や改修には高額の費用がかかるため、資金集めは常に意識したいところ。宝箱から大量の資金が手に入る場合も多いので、見逃さずに集めておきましょう。 ◆武器・防具の積極的な開発 帝国の設備はいずれも重要ですが、戦闘に直結する武器と防具の開発は、特に注目したいところ。また、開発した武具は、次の世代になると店にも並ぶようになり、複数の入手も可能になります。パーティの戦力アップに欠かせない要素なので、開発は積極的に行いましょう。 ◆年代ジャンプに気を付けろ 本作を進めていくと、皇帝たちが適時代替わりし、壮大な歴史を紡ぎながらゲームが進行します。大きなイベントを終わらせたタイミングで「年代ジャンプ」が発生し、何年もの時間が一気に過ぎることも珍しくありません。 皇帝の能力は受け継がれますし、仲間の技や術も訓練所や研究所に登録されていますが、パーティの再編成が必要になりますし、育成計画が狂う場合もあるので、大きなイベントを終わらせる前に一度状況を整えておきましょう。 ◆「せんせい」を探せ! 街の中やダンジョンなどに「せんせい」がいるので、意識して捜索しましょう。この「せんせい」を見つけた回数に応じて、「未発見の宝箱の数がわかる」「帝国の入手が20%アップ」など、様々な効果が得られます。 さらに「せんせい」を見つけていくと、中盤頃には「未発見の宝箱の位置がわかる」という効果が得られますし、最終的には「閃く確率が2倍になる」といった効果も獲得できます。嬉しい効果ばかりなので、「せんせい」の発見をお忘れなく。 今回紹介したコツや心得は、『ロマサガ2 ROTS』のごく一部の要素に過ぎません。プレイを続けていけば、自分なりの攻略や対処法が身についていくことでしょう。まずは今回紹介したものを参考にしつつ、帝国の版図を広げる足がかりにしてください!
インサイド 臥待 弦
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