【大学野球】立大・大越怜が早大戦でリーグ戦初登板初先発初白星 父・基氏に続き父子2代で東京六大学勝利投手に
◆東京六大学野球春季リーグ戦第1週第2日▽立大3―1早大(14日・神宮) 立大の3年生右腕・大越怜=東筑=が早大戦に先発し、リーグ戦初登板。5回を2安打1失点の好投で、初勝利を挙げた。父は仙台育英3年の1989年夏の甲子園で準優勝投手に輝き、早大を中退後、ダイエーでも活躍した現在、早鞆(山口)の監督を務める大越基氏(52)だ。父子2代での東京六大学リーグ勝利投手となった。 【写真】似てる?1989年、甲子園で力投する父の大越基(仙台育英) 最速144キロ右腕の大越は、カットボールやスライダーを駆使して早大打線と勝負。5イニングを58球とテンポの良さが際立った。 基さんから試合前、「初めてのマウンドで緊張すると思うけど、しっかりマウンドを楽しんで、やってきたことを信じてやれば大丈夫」と激励され、気合を入れた。「お父さんも早稲田でやっていたんで、そこに勝てたというのはすごくうれしいこと」と笑顔があふれた。(加藤 弘士)
報知新聞社