【ミックスセール2024】吉田俊介氏「セール出身馬の活躍で認知度が上がった」当歳セッション35億円超えで落札総額は昨年の倍を記録!落札率は100%
10月22日、北海道ノーザンホースパークで当歳馬と繁殖牝馬のせり市「ノーザンファームミックスセール2024」が行われた。当歳馬セッションでは、52頭が上場され、売り上げは35億5500万円(昨年は15億2800万円)を記録。第3回目にして初の1億円超えが続出。2億円超えを含めて10頭を記録し、落札率も100%で楽々売り上げレコードを記録した。ウマ娘の藤田晋氏など購買意欲の高いオーナーが積極的に購入、大盛況で幕を閉じた。 G1馬の弟など魅力的な血統馬がラインナップし、最高落札価格は皐月賞馬ジャスティンミラノの半弟、マーゴットディドの2024(牡・父キタサンブラック) で、2億9000万円の値をつけウマ娘の藤田晋氏に落札された。また、ダービー馬ドウデュースの半弟でダストアンドダイヤモンズの2024(牡・父コントレイル)は、2億6000万円の価格で大空企画に落札された。 セール終了後、ノーザンファーム副代表の吉田俊介氏はマスコミの囲み取材を受け、「「平均落札価格も昨年の倍近くということで、活発なセリだったと思います。1回目のセール出身馬がデビューしていまして、好成績を残してくれています。サトノカルナバルが函館2歳ステークスで優勝、ブリーダーズカップに向かうということで、セール出身馬が活躍してくれたことで認知度が上がったと思います。購買者の方々が来てくださるには、セリ自体の認知度が必要だと思っていました。皆様に興味を持ってもらえるようなラインナップを揃える必要があると感じていましたので、G1馬の弟など魅力的な馬を揃えられたと思います。もう少し上場馬を増やすのはお客様のニーズに応えるために必要なことだと思っています。(今後は)さらに上場頭数を増やしていきたいと思っています。今年は1年目、2年目にも増して、沢山の方々にご来場いただき、ご購買いただきました。誠にありがとうございました」とコメントした。