ムシアラ、ヴィルツの両取りを目指す? シティはペップが去れば来夏の軍資金に約3億ポンドを用意か
中盤の高齢化が目立つシティ
チームの最古参であり、エースでもあるケビン・デ・ブライネとの契約が今季までとなっているマンチェスター・シティはベルギー代表MFの後釜としてバイエルンのジャマル・ムシアラを迎えたいと考えているようだ。英『TheGuardian』が報じている。 【動画】ブンデスリーガ公式が公開しているムシアラのプレイ集 ムシアラとバイエルンとの契約は2026年6月までとなっており、来夏になれば契約最終年となる。そのタイミングでシティは引き抜きを考えており、同選手を説得できる自信があるようだ。 英『talkSPORT』はシティがムシアラだけでなく、レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ獲得も目指していると報じており、豪華な2枚取りの可能性もあるようだ。 シティの中盤は高齢化が進んでおり、延長オプションはあるがイルカイ・ギュンドアンとの契約は今季で切れる。ベルナルド・シルバは古巣であるベンフィカ復帰を熱望しており、いつ退団してもおかしくない。そうなると中盤の補強は必須で、ドイツ代表で輝く2人はピッタリなターゲットといえる。 「我々は彼(ムシアラ)とできるだけ長く契約したいと考えている。彼は第二のトーマス・ミュラーで、今後20年バイエルンでプレイすることになるだろう」 バイエルンの会長であるヘルベルト・ハイナー氏は2026年でクラブとの契約が切れるムシアラについてこのように語っている。放出するつもりは毛頭ないようで、今後のクラブの象徴になって欲しいと考えているようだ。 ペップ・グアルディオラとの契約が今季まで、さらには中盤の高齢化と取り組まなければならない課題が多いシティ。英『Mirror』によると、現指揮官がクラブを去ることになれば、来夏の移籍市場で3億ポンド、日本円にして約556億円の資金を投じる準備があるようで、プレミア王者の今後に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部