15日に公示される衆院選。27日の投開票まで12日間の選挙戦に突入します。立候補予定者による政策の訴えも熱を帯びてきています。 　選挙戦に向けて、自民党熊本県連が開いた総決起集会。立候補予定の前職3人が登壇し、支援団体の関係者ら約250人を前にあいさつしました。 木原稔さん 「今の日本の経済、しっかり再生しなくてはいけません。地方創生もこれから石破総理が掲げる重要な課題であります。解決できるのは自民党しかいない。私はそのことを確信しております」 　熊本1区からの立候補を予定する木原稔さんは、派閥と政治資金パーティーをめぐる問題で逆風を感じるとしつつ、防衛大臣を1年あまり務めてきた経験を強調しました。 出口慎太郎さん 「今の政治では少子化対策も不十分。私たち立憲民主党は、児童手当の拡充。第一子からの拡充をしっかりとこれから訴え続けてまいります」 　熊本1区に立候補予定の新人、出口慎太郎さん。週末に熊本市内のショッピングセンターで演説しました。3人の子どもを育てている経験を踏まえて、子育て支援の拡充や学校現場の働き方改革の訴えに力を込めました。 　同じく熊本1区から挑戦予定の新人、重松貴美さんは熊本市の中心部で街頭演説。既存の政党に政治を任せていても生活は豊かにならないとして、参政党として声をあげていきたいと訴えました。 重松貴美さん 「みなさんも自然豊かな熊本県、そして先人の方々が繋いでくださった美しい水。こういったものをしっかり守っていきたいと、そういうふうに思っていらっしゃらないでしょうか」 　15日公示の衆院選には、熊本県内4選挙区に計6党のあわせて12人が立候補を予定しています。