吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文5)結果的にそういう思いをさせた
一昨日の会見後、ダウンタウン松本さんと何を話したのか
読売テレビ:すいません、大阪、読売テレビの岩原と申します。 岡本:お願いします。 読売テレビ:先日の宮迫さんと亮さんの会見を受けたあとに松本さんとお話をされたと思うんですけれども、その中で具体的にどのような話をされたかというのを、あらためて社長のほうからお話伺ってもいいですか。 岡本:それは先ほど冒頭で申し上げたような内容と、僕の駄目なところとです。 読売テレビ:松本さん、番組とかいろいろ見てる中で、会社が会見をしなきゃ駄目だというような話をしましたっていう話があったと思うんですけれども、そういった話がない限りは会社として会見をする予定などはなかったんでしょうか。その辺りは。 岡本:いえ、記者会見を受けまして、会社としてやるということを決めました。その間にいろんな方のお話ももちろんありますけれども、会社として会見をやるというふうに決めたということです。 読売テレビ:最初のお話されてる中で、芸人さんやタレントさんが最高のパフォーマンスできるように、その環境をつくっていかないといけないと思っていると、それが追い付いていないというふうな話がありましたけれども、この一連の中でいろんな芸人さんがSNSや番組でいろんな発言されてますけれども、それに関してどう受け止めていらっしゃいますか。 岡本:全てのことに真摯に受け止めなければならないというふうに思っております。 読売テレビ:中には涙ぐまれながら、今の会社の状況に対して思うところがあるというような発言があるタレントさんもいらっしゃいますけども、それに関しては。 岡本:詳しくどの人というのは分かりませんけれども、全力で全てのタレントさんたちの声を聞いて、しっかり反映していけるようにというふうに考えております。 笠井:ほかの質問ございますか。じゃあ、その一番奥のライトの下にいらっしゃる方、お願いできますか。
再発防止策は?
日本経済新聞:日本経済新聞の【スズキ 02:06:02】と申します。 岡本:よろしくお願いします。 日本経済新聞:今回の騒動で、例えば宮迫さんがうそをついていたとか、岡本さんがパワハラ発言があったとか、どんどん話が広がってしまったんですが、もともとは何が根源だったかっていうと、吉本さんは10年も前から反社との接触を断つと決意表明をされて、それなりに準備をされていたにもかかわらず、また反社と接点ができてしまったという、ここに尽きると思うんですけども、今後、所属タレントを守るということであるならば、どういった再発防止策、それを考えてらっしゃるのかということと、その再発防止策で十分かどうかと、その辺の社長のお考えをお聞かせください。 岡本:今回こういうことが起こってしまったということで、直接そういうやり取りをタレントの人たちが行ってしまったということも含めて、われわれとしては、冒頭でもちょっと申し上げましたけれども、年2回のコンプライアンスの研修等を行っておりますが、まず、その回数を増やしていく、4回、5回、6回と増やしていくということ。もう1つは冒頭でも同じくお話させていただきましたが、いわゆるホットラインの強化、徹底ということを行っていければと思っております。あと、研修の中でもきちんとタレントさんと向き合いながら、そういう直接の仕事とかも、こんな仕事があるんだというようなことがいえる環境づくりということもしなければいけないと思いますし、納税のこととかそういったこともみんなで勉強というか研修をしながら、きっちりコンプライアンスの体制を、社員も含めて行っていければというふうに思っております。 日本経済新聞:タレントの方が仕事を受けたのを会社に報告するというのは、それはいいんですけども、反社であることのチェックですね。そこのチェック体制というのはどんなふうに強化するんでしょうか。 岡本:お話しいただきましたが、10年前からもう反社の関わりを絶対に持たないということでやってきておりますので、いわゆる反社チェックは徹底的に行っておりますが、それだけでは不十分なこともある。今回、直接とはいえそういうこともありましたので、われわれとしましては東京や大阪の暴追センターさんと、あるいは各警察署の皆さま方とも密に連絡を取りながら徹底をしていく体制を準備しております。 日本経済新聞:ありがとうございます。 笠井:ほかの質問ございますか。じゃあ一番前の女性にお願いします。