東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…東証が“注意喚起”した話題の銘柄、この日も急騰【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年11月20日(水)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ID&Eホールディングス〈9161〉……前日比+700円(+17.59%)/終値4,680円 【売買材料】 ストップ高。11月19日(火)取引時間終了後、東京海上ホールディングス<8766>から完全子会社化を目的としたTOBを受けたと発表。買いが集中した。TOB価格は1株6,500円。 2位:KADOKAWA〈9468〉……前日比+601円(+16.05%)/終値4,346円 【売買材料】 前日の値上がり率1位。11月19日、ロイター通信による「ソニーグループ<6758>がカドカワの買収に向けて協議をしている」との報道を受けて後場から急騰していた。こうしたなか、11月20日(水)朝方、東証はKADOKAWA株について「買収に関する不明確な情報が生じている」として注意喚起情報を出したが、前日に引き続き買い優勢となった。 3位:東京ガス〈9531〉……前日比+495円(+12.96%)/終値4,315円 【売買材料】 米投資ファンド「エリオット・インベストメント・マネジメント」による同社株の5%超の保有が判明。思惑的な買いが入った模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:東テク〈9960〉……前日比-300円(-10.85%)/終値2,465円 【売買材料】 11月19日(火)取引時間終了後、既存株主による274万5,700株の売り出しを決議したと発表。需要状況に応じた上限41万1,800株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定しており、短期的な需給悪化を警戒した売りが膨らんだ。 2位:東京海上ホールディングス〈8766〉……前日比-423円(-6.99%)/終値5,631円 【売買材料】 11月19日(火)取引時間終了後、25年3月期の第2四半期連結決算を発表。通期予想を上方修正したほか、増配や自己株買いの実施も公表したが、事前の期待も高かったとみられ、材料出尽くしによる売りが優勢となった模様。 3位:Appier Group〈4180〉……前日比-82円(-5.31%)/終値1,462円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)