大阪の未来について

　最後に大阪の未来についてお話しします。日本が成長していくためには東京一極では脆弱であります。大阪が東京とは異なる個性を発揮して、東西の二極の一極として日本の発展を引っ張っていきたいと考えています。そして将来的には世界に存在感を示す都市、副首都大阪をつくりたいと思っています。これから大阪は万博に向けてラグビーワールドカップやIRなど世界的プロジェクトが連続をします。今年、来年が勝負の年だと考えています。大阪の中心地、梅田では新しいまちづくりが進んでいます。緑が豊かでイノベーションが次々と起こる空間を目指しています。大阪の顔として世界の方々に来ていただけるまちにしたいと思います。 　さらにリニア中央新幹線の大阪開通も、最大で8年間の前倒しが決まりました。リニアの開通により、東京と大阪が1時間で結ばれ、世界最大級の巨大都市圏が出来上がります。こうした取り組みを通じて日本の成長を牽引する副首都大阪を目指したいと思っています。 　これは私の部下であります、広報担当副知事のもずやんです。大阪の鳥であるモズをモチーフしたキャラクターです。熊本県のくまモンとは友達でありますが、知名度がまったく追い付いていません。大阪をPRするために頑張っていますので、ぜひ皆さん取り上げてやってもらいたいと思います。ご清聴ありがとうございました。Thank you very much. 【連載】「大阪万博」目指す松井知事が会見　全文2へ続く