大阪市・松井市長が定例会見6月6日(全文1)世界のメディアが取り上げる
レジ袋の有料まではまだ言えない段階か?
朝日放送テレビ:あしたの協定の締結の中身としては、レジ袋の有料化までには踏み込んでなくて、エコバッグの推奨というところだと思うんですけど、それはレジ袋の有料まではまだ言えない段階かなという感じなんでしょうか。 松井:僕はもう有料にすればいいと思うけど、幾らにするかが問題でね。プラスチック、要はレジ袋原価なら何円の話なのか。なかなかつながらないと思いますよ。だから、かといって、じゃあ1000円と言えば、これはもう皆さん逆に消費者から大きなブーイングというか、反対の声も挙がるでしょうから。だからレジ袋を幾らの、有料にするかというのは、1つの取り組みとしてはありかもしれないけども、あまり大きく削減することにつながるのかというと、要は、値段の設定によってはつながらないと思うので、やっぱり意識ですよ。 だから、消費者の意識としてレジ袋というものがいかに海洋汚染につながっているかという、そういうことを考えてもらって。要は、そういう意識さえ持ってもらえれば、今エコバッグを渡したけども、そうやって何も入ってないときは小さい、コンパクトに収まるわけだから。それをちょっとかばんの隅に入れておいてもらうと。そのことで大きな、日本国中であれば大きな成果が出るわけだから、そういう意識を持ってもらいたいと思っています。 B:すいません、ちょっと補足をさせていただきます。市長と知事が1月にプラスチックごみゼロに向けた「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を行いまして、今般、大阪市プラスチックごみ削減目標というのを策定しております。このことにつきましては、5月の31日に報道、資料提供させていただいておりまして、【暫定の 00:14:57】目標につきましては、2025年度までにワンウェイのプラスチックを25%排出抑制する、2005年度比でございますが、とかですね。包装容器、包装プラスチックの60%を資源化するとか、目標は掲げておりまして、2025年度までにということでございますので。対象は大阪市が収集するプラスチックごみということになっておりますが、その資料のほうもまたご確認いただければというふうに思います。以上です。 司会:ほかございますでしょうか。読売新聞さん。