コインランドリー競争激化!異業種の参入相次ぐ背景は?【WBS】
意外な場所にも出店
一方、こんな場所にもコインランドリーが。都内に10月オープンしたシミュレーションゴルフ練習場。その建物の裏に回るとコインランドリーがありました。ゴルフ場、コインランドリーともに24時間営業。ゴルフを練習している間に洗濯をすることも可能です。 しかし、なぜコインランドリーに目をつけたのでしょうか? コインランドリーを経営する「Hug-Kumi」伊坂浩伸社長は「飲食店も考えたが技術もない。いい商売はないかと思ったとき、コインランドリーは人を雇わなくて済む」と話します。 特別なノウハウや広いスペースがなくても始められるという強みを生かし、コインランドリー事業を始めた井伊坂さん。一時は賃貸としてテナント募集も考えたといいますが「先月の売り上げは30万円。目標は60万~70万円。ここで大家をやっているが、貸したところで15万円くらい」といいます。 洗濯機の購入など初期投資にかかった費用は1200万円。その他、ガス代など毎月のコストがおよそ10万円かかりますが、収益化できる可能性は賃貸より高いといいます。 政府は今年、市場拡大が見込まれる業種に補助金を出す事業再構築補助金の成長枠にコインランドリーを組み込みました。これにより、参入のハードルはさらに下がることになります。 「空いたスペース、デッドスペースをコインランドリーにした。小さなテナントでもできるのでおすすめ」 ※ワールドビジネスサテライト