本間の「10K」は顔も打感もホンマもん「TW767ドライバー」試打 ガラっと路線変更
【ミタさん】 最後にセレクトストア限定モデルの「LS」はどうでしたか? 【コウタロウ】 「LS」は他の2モデルと同じシリーズとは思えないほど、全くの別物。カラーリングからも伺えますが、しっかりとターゲットが区分けされています。これは操作性に優れた、飛ばせるドライバーです。ボールスピードも72m/sを超えるのもあり、300ヤード以上飛びました。スピン量も2000回転強になっていたので「飛ぶ数字」が揃っていた。打感も弾き系です。 【シオさん】 たしかにボールスピードは上がりそうですが、ヘッドスピード40m/sの私が打つとちょっとハードです。「LS」はアベレージモデルというよりも、セミアスリートとかアスリートゴルファー向きの印象でした。 【ミタさん】 「LS」のヘッド体積は450ccで、慣性モーメントも約8600g・cm2に抑えています。ですから海外のアスリートモデルを使っているゴルファーにとっても違和感のないヘッドだと思います。
【ミタさん】 シリーズ全体として寛容性が高くなり、やさしくなりました。「TW767」と「MAX」はヘッドスピード40m/s前後のアベレージゴルファーが打ちやすいドライバーです。特徴としては10Kなのに顔がオーソドックスで打感がソフトなこと。スライサーが選ぶなら「MAX」がオススメで、より直進性を求めるならスタンダードの「TW767」がいいでしょう。「LS」は打感も弾道も別タイプ。スピン量を抑えてボールスピードを追求しているので、飛距離のポテンシャルは一番高い。弾き系の打感で中弾道。ヘッドスピード45m/s以上のパワーヒッターがいちばん飛ばせるヘッドになっています。 【コウタロウ】 「LS」のボールスピードは海外の大手メーカーにも負けていません。
HONMA TW767 MAXドライバー ●ロフト角:10.5度 ●シャフト:VIZARD EZ-C●硬さ:S
HONMA TW767LSドライバー ●ロフト角:9度 ●シャフト:VIZARD EZ-C●硬さ:S
三田貴史