サッポロ、キリンの販売実績好調 5月、業務用ビール類伸び
ビール大手4社が12日発表した5月のビール類販売実績は、サッポロビールとキリンビールが好調だった。数量ベースで前年同月と比べてそれぞれ5%、2%増えた。飲食店がにぎわい、各社とも瓶やたるの業務用が伸びたのが主因だ。大型連休中に好天に恵まれたのも寄与した。 サッポロは主力ビール「黒ラベル」の試飲イベントの開催地を増やしたのも奏功し、缶製品の家庭用も前年を上回った。キリンの家庭用は前年並みだった。ビールの新商品「晴れ風」の売れ行きが良かったが、「本麒麟」など第三のビールで不振だったのが響いた。 サントリーの販売実績は前年並みだった。