松平健「魂はちゃんと私の中に」真島茂樹さんと最後の別れ 「お市の方」「マジ」と呼び合う仲
5月22日に虚血性心不全のため77歳で死去した振付師・真島茂樹さんのお別れの会が8日、都内で行われ、俳優・松平健(70)、市村正親(75)、歌手の川中美幸(68)ら関係者600人が参列し、別れを惜しんだ。 【写真】真島さんとの思い出を語る紫吹淳ら 涙を流し、悲しみに暮れる 会場には生前に着用した衣装や、本人直筆の振付ノート、祭壇には笑顔の遺影が飾られた。 日劇ダンシングチーム時代からの付き合いで、死去の5日前にはテレビ番組の収録で対面していたという松平は「普通に元気でしたけど」と述懐。真島さんが、日本舞踊を習っていたこともあり「マツケンサンバ2」の振付を直々に依頼したという松平は「最初は(踊るのが)ちょっと恥ずかしかったですけど、皆さんに喜んでいただいて、マジ(真島さん)の存在が大きかったんだなと感じております。彼の業績はやっぱりすごいですね」としみじみと振り返った。 50年以上の付き合いで「お市の方」「マジ」との呼び名で、呼び合っていたという市村は、ミュージカルでともに作品を作り上げた思い出を語り「お別れ会だけど、そういうことを感じさせない人間なので別れてはいないです。肉体は今ないけど、魂はちゃんと私の中に残っている。安心して上の方から見てください」と語りかけた。 ◆主な参列者 市村正親、植松晃士、音無美紀子、金田賢一、川中美幸、紫吹淳、田村亮、檀れい、松島トモ子、水谷八重子、宮川彬良、森公美子、若尾文子、山村紅葉、松平健、芦川よしみ、吉峯暁子(順不同、敬称略)