ジム通いを検討中、近所の「市民体育館」にもジムがあるのを発見!「1回400円」で安いですが、公共のスポーツジムでも設備は整っているのでしょうか?
昨今はダイエットや健康に対する意識の高まりもあり、スポーツジムに通う人も珍しくなくなりました。そんなスポーツジムには、市区町村が運営している公共の施設もありますが、設備の充実度に疑問を持っている人もいるでしょう。 本記事では、公共のスポーツジムでも問題なく体を鍛えられるか否かについて解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
公共のスポーツジムも設備は充実している
結論から述べると、公共のスポーツジムでも設備はじゅうぶん充実しています。 例えば、東京都新宿区の「新宿スポーツセンター」のトレーニング室を例に挙げると、ランニングマシン8台とクロストレーナー3台、バイク合計6台(背もたれ付き3台、背もたれなし3台)を備え、フリーウェイトエリアにはベンチプレスをはじめ本格的なウェイトトレーニング用の機材が一通りそろっています。 新宿スポーツセンターにはパーソナルトレーナーも在籍しており、器具の基本的な使い方から本格的なトレーニングの内容まで相談できるため、初心者でも安心して利用可能です。
タイプ別スポーツジムの特徴と料金相場
スポーツジムには施設によって規模や運営主体が異なり、それぞれに特徴があります。 以下では、タイプ別にスポーツジムの特徴と料金相場をお伝えします。ジム探しの参考にしてください。 ■公共のスポーツジム 公共のスポーツジムの利点は、なんといっても利用料金の安さです。新宿スポーツセンターのトレーニング室のみを利用する場合、15歳以上は1回あたり400円で利用できます。新宿区に居住しており、かつ障害がある人は無料で利用可能です。 ただし、あくまで公共の施設のため、なかには設備が整っていないスポーツジムもあります。また、時間的な制約を設けていることもあり、例えば新宿スポーツセンターのトレーニング室利用だと、1回400円につき3時間以内で、それを超える利用は1時間につき150円の超過料金がかかります。 ■会員制スポーツジム 民間のスポーツジムの一種で、施設内にトレーニング器具が並んでおり、会員は自由にトレーニングができます。 営業時間は24時間のところも多く、出勤前や退勤後など、自分の生活スタイルに合わせてトレーニングに取り組めるのがメリットです。利用料金は月額3000円程度のところから、月額1万円を超えるジムもあるなど、かなり幅があります。 デメリットとして、すべてのトレーニングメニューを自分で決めなければならない場合がある点が挙げられます。そう考えればスポーツ経験者をはじめ、自主的にトレーニングメニューを考えられる方向けのジムといえるでしょう。 ■パーソナルトレーニング トレーナーがマンツーマンでトレーニングを教えてくれるタイプのスポーツジムです。トレーナーは利用者とのカウンセリングを通じて、個別にトレーニングメニューを設定してくれます。 パーソナルトレーニングは、初心者でも効率的なトレーニングを進められるのが魅力です。利用するジムによっては、食事指導まで行ってくれます。 利用料金が高めに設定されているのが欠点で、費用相場は入会金を含めて1ヶ月で10万円を超えるケースも見られます。また、トレーナーとの相性が悪いと、想定していた結果が得られないケースもあります。
自分に合っているスポーツジムを選択しましょう
最近では公共のスポーツジムの設備も整っており、本格的なトレーニングをしたい人でも満足いく機材が用意されているところもあります。ただし、民間のスポーツジムにもそれぞれメリットがあるため、どちらが良いかは一概にはいえません。 ジムの立地条件や予算、トレーニングの目的などをもう一度考え、公共のスポーツジムに通うのか、それともほかのスポーツジムに通うのかを決めましょう。 出典 新宿スポーツセンター 利用料金 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部