「日本政府こそ一番核禁条約を…」日本被団協の代表委員が1月に石破総理と面会の見通し《長崎》
NIB長崎国際テレビ
ノーベル平和賞を受賞した「日本被団協」の代表委員が、来月8日に石破総理と面会する見通しであることがわかりました。
関係者によりますと日本被団協の代表委員は来月8日、総理官邸で石破総理とおよそ30分、面会する予定でその際、ノルウェー・オスロで今月10日に行われたノーベル平和賞の授賞式について報告するとしています。
授賞式では、スピーチした被爆者の田中 熙巳さんが日本政府の姿勢を厳しく批判。 唯一の “戦争被爆国” として、核廃絶への具体的な動きを示してほしいと訴えました。
(長崎原爆被災者協議会 溝浦 勝 副会長(83)) 「日本政府こそ一番、私たち長崎や広島の被爆者と一緒になって、世界にこの(核兵器禁止)条約に参加するよう呼び掛ける、その先頭に立つ決意をぜひ固めてほしい」
石破総理との面会では、来年3月に開かれる「核兵器禁止条約の第3回締約国会議」へのオブザーバー参加も求めたいということです。