傾いた電柱、真っすぐに 地震で液状化の内灘・室
能登半島地震で甚大な被害を受けた内灘町北部の室区で10日、石川県道松任宇ノ気線の電柱復旧工事が行われ、液状化で傾いた約10本が建て替えられた。 電柱は元日の地震で斜めになり、11月26日に能登で最大震度5弱を観測した地震で傾きがさらに大きくなった。周辺住民からは不安の声が上がっていた。 県内では元日の地震で奥能登を中心に4500本の電柱が被害を受け、うち3千本を建て替える必要がある。北陸電力送配電の広報担当者は「県や市町と連携し、1日も早い復旧に向けて取り組む」と話した。