ハロウィンの夜にビートルジュースが大暴れ!『ビートルジュース ビートルジュース』第2弾日本版予告
『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』が9月27日(金)より公開となる。このたび、第2弾日本版予告とポスタービジュアルが解禁となった。 【写真を見る】ビートルジュースのプロフィールが記されたティザービジュアル 本作は、バートン監督の世界観を世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(88)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場1位を獲得。4週連続1位、11週連続トップ10入りのヒットを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞した。前作から引き続き、キートンが主人公のビートルジュース役を務め、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディア、リディアの母親のデリアをキャサリン・オハラが演じる。また、ジェナ・オルテガがリディアの1人娘、アストリッド役に。「ウェンズデー」に続き、再びバートン監督とタッグを組み、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまう物語のヒロインを演じた。そして、物語のカギを握るビートルジュースの元妻、ドロレスをモニカ・ベルッチ、リディアの婚約者のローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。 今回解禁された予告編は、不気味な高笑いが轟くなかビートルジュースが人間界に降臨するところからはじまる。「人間怖がらせ屋」のビートルジュースが死後の世界と人間界をまたにかけて巻き起こす「ハロウィン史上最大の事件」が映し出されるとともに、バートンのダークでファンタジックな世界観が炸裂。ビートルジュースの野望は、死後の世界を飛び出して、楽しい人間界へ移り住むこと。そのためには、愛する人間であるリディアと結婚しなくてはならない。ある日到来した人間界移住のチャンスから、死後の世界と人間界をまたにかけた大騒動が展開していく。バラバラの身体をホッチキスで繋ぎ合わせたドロレス、彼女を追う頭の半分が丸出しのウルフ、しぼんだ風船のような男、スマホ画面に顔を吸い取られる人々などバートン監督らしい世界観が楽しめる映像となっている。 あわせて解禁となったポスターには、物語の舞台である“とある家”を取り囲むビートルジュースをはじめとするキャラクターたちの姿が切りとられている。「死ぬほど楽しませるぜ、人間!」というコピーが添えられ、不気味で愉快なハロウィンの騒動を予感させるポスターとなった。 また、本作が第81回ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に選出されたこともあわせて発表となった。独創的なキャラクターたちによるハロウィン史上最大のお騒がせホラーコメディを楽しみに待ちたい。 文/鈴木レイヤ