仕事始めにトップが語った言葉 60年ぶり人口が社会増の北九州市は「心動かす」 浸水隠蔽のJR九州は「安全」
RKB毎日放送
最大9連休の休みが明けた6日、多くの企業や官公庁がが仕事始めとなりました。 トップが語った今年の意気込みとは。 【写真で見る】仕事始め ■福岡県”飛躍の年”に 福岡県 服部誠太郎 知事 「『躍』とさせていただきました」 福岡県の服部知事が6日、幹部職員に対し今年の県政のテーマとして示した漢字は飛躍の「躍」です。 「福岡県をさらなる高みへ飛躍させる」という思いを込めたと言います。 福岡県 服部誠太郎 知事 「まさに今、九州の産業、経済は大きく躍動しております。視点を高くそして視野を広く私たちは九州、日本の世界の様々な動きをしっかりと捉えていかなければなりません」 ■北九州市 60年ぶりに社会増の見込み 一方、北九州市の武内市長は今年のスローガンとして「心を動かす」を掲げました。 北九州市 武内和久 市長 「皆さんで一緒に自らの心を動かし、そして誰かの心を動かす。そういう市政を展開していきましょう」 武内市長は訓示の中で、北九州市の2024年の人口が、60年ぶりに転入者が転出者を上回る「社会増」になる見込みを示しました。 ■福岡証券取引所 「辰巳天井」に期待 福岡証券取引所は6日、一年の取引の初日「大発会」を迎えました。長宜也理事長は、辰年と巳年は高値を付けるとされる相場格言、「辰巳天井」に触れ、今年の市場に期待を寄せました。 福岡証券取引所 長宜也 理事長 「日経平均株価が4万円台定着が視野に入る年とも言われておりまして、勢いのある相場展開となることを期待しています」 ■JR九州 「安全をゼロから考えていく年」 JR九州 古宮洋二 社長 「安全、JR九州グループにおいてもっとも優先されるべきことです」 JR九州の古宮社長の年頭あいさつは「安全」という言葉から始まりました。 高速船「クイーンビートル」が浸水事故を隠して運航を続けていた問題への反省から出た言葉です。 また、古宮社長は「安全をもう一度ゼロから考えていく年にしたい」と決意を語りました。 巳年らしく安全重視の経営体質への脱皮を図りたいところです。
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