【ドライブグルメ】常磐自動車道・中郷SA(上り)で、「いばらき」の海と山の恵みをいただく!
山が迫る茨城県最北のサービスエリア
ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は常磐自動車道・中郷SA(上り)のグルメを紹介しよう。 【写真はこちら】 「ぶっかけひらめ丼」には大ぶりの、ひらめの刺身が使われている!(全6枚)
常磐自動車道の中郷SAは、茨城県の最北となるSAです。茨城県も北部まで来ると、まっ平な関東平野も終わり、だんだんと山が多くなってきます。常磐自動車道も日立を過ぎたあたりから徐々に上り坂やトンネルが多くなってくるのです。 その一方で、中郷SAあたりは意外と海にも近づいており、車窓からは山の合間に海を眺めることもできます。そんな、山も海も近い中郷SAのグルメは、山と海の幸をベースとするものでした。
茨城の山の幸である“つくば鶏”を使ったドンブリ
中郷SA(上り)で、古くから人気を集めているメニューのひとつが「つくば鶏チキンカツ丼」(1050円)です。“つくば鶏”とは、筑波山の麓で飼育されているブランド鶏。一般的なブロイラーよりも長期間飼育し、肉質が充実して旨味が多いのが特徴です。 そんな、“つくば鶏”のチキンカツを5つも載せてしまった「つくば鶏チキンカツ丼」は、働くドライバーに強く支持されているとか。揚げたてホカホカのチキンカツは、表面がしっとりしており、中がサクサク。揚げた後にタレにくぐらせています。ですから、ソースをかけずとも、しっかりと味がついていました。 ダシの効いたタレが、チキンの旨味を引き出しています。これに、ご飯とキャベツをミックスすることで、おいしさは、さらにグレードアップ! 5枚のチキンカツが足りなくなるほど、あっという間に完食できてしまいました。これは、満足感の高いメニューです。
海の恵みを凝縮させたシーフードのドンブリ
もうひとつのオススメが「ぶっかけひらめ丼」(1050円)。オレンジ色のとびっこ(トビウオの卵)と、黄色の錦糸卵、白い刺身という、鮮やかな3色の食材が躍る、華やかなシーフードのドンブリです。 白い刺身は、ひらめとイカ、ツブ貝をメカブで和えたもの。この食感が格別でした! ネットリとした大きなヒラメの刺身と、コリコリしたツブ貝とイカが、メカブのネバネバで混然一体となっています。これにプチプチのトビッコと、甘い錦糸卵を混ぜれば、口の中でさまざまな味と触感が混ざり合います。「味の万華鏡!」と呼びたくなるような、華やかで見事な味わいです。 シーフードのメニューは中郷SAでは少数派なのですが、それでもヘルシーなグルメということで、女性客や高齢の方に絶大な人気を誇っているそうです。 茨城(「いばらぎ」じゃありません、「いばらき」ですよ!)の、山と海の幸を楽しめる2つのメニュー。中郷SA(上り)を利用するときは、ぜひともご賞味ください!(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:ネクセリア東日本)
常磐自動車道・中郷SA(上り)
●営業時間 フードコート:7時~21時 ※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。 価格等は、2023年12月時点のものとなります。
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