【40代・50代は注目!】創業天保年間の老舗寝具専門店が作る良質な睡眠/株式会社イワタ 京都本店
「写真は、ショールームの天井から下がる透明ケースに積み重ねられたさまざま天然素材、それらを圧縮してマットレスにするのだそう。 『え~こんな厚みが圧縮されるんですか?』と信じられない私。『はい、そうです。天然素材ですから、通気性や湿度の調整も快適で、ほどよい硬さが、良質の睡眠へと導きます』と、微笑む岩田社長。 人間の睡眠には欠かせない寝返りもスムーズにできるマットレスです。なんでも、イオンを発生させることで、不純物を徹底除去。同時に、発生したオゾンで、殺菌、漂白、脱臭も行い、素材そのものが備えた能力を最大限に発揮させているのだそう。 しかもかつての綿(わた)の布団のように仕立て直しやパーツの交換も可能。つまり、ずっと自分に合った状態で使い続けられるのです」
「さて、さらに良質の睡眠のためには、ベッドの構造にも留意したいもの。 『以前、使っていたマットの表面に黒いカビが発生したんです。きっと内部はもっとカビがいると思い、慌てて買い換えました』と私の苦い経験をお話しました。 『それはベッドとマットの接地面に通気性がないと、湿度が籠り、よく起こる事です』と。密閉性の高くなった現代の住まいは、湿気が高くなりがちで、体内から放出された湿気が、寝具にこもりやすい状態に…。 いくら通気性の高いマットレスを使用しても、ベッドの床面が空気の通らない状態だったり、フローリングの床への直置きだったりでは、通気性が十分確保されず、寝具に湿度が溜まり、それが寝苦しさにつながるそう。 『それを解決するのが、すのこ構造のベッドシリーズです。そもそも正倉院には、ヒノキの板張りの【御床(ごしょう・おんとこ)】と呼ばれる日本最古のベッドが所蔵されています。これは究極の眠りを求め、日本の四季を考慮したすのこ構造は、まさに先人の知恵。その技を再考し、北海道産の樺材や岐阜産のヒノキ材、岡山産の孟宗竹、長野産のカラマツなど天然素材で、通気性に優れたすのこ構造のベッドを作りました』と岩田社長」