駒澤大・佐藤圭汰は前回のリベンジ誓う 出雲、全日本欠場も「今は順調にトレーニングができています」 王座奪還へ藤田監督“今年はチャレンジャー”
第101回箱根駅伝で、王座奪還を狙う駒澤大学。13日に合同取材会が行われ、藤田敦史監督は「今年はチャレンジャー」と力を込めました。 【画像】第101回箱根駅伝の駒澤大学のチームエントリー 前回大会は、出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し、学生駅伝3冠に王手をかけましたが、青山学院大学に敗れて2位。今季は出雲、全日本といずれも國學院大學に屈し、2位で箱根を迎えます。 「今季は出雲・全日本で2位だったので、箱根だけは獲りたいです。前回の悔しさを持ち続けて、ここまで準備してきました」と藤田監督。 監督として初めて迎えた箱根の舞台は、「チームとしても緊張感が毎日あった」と昨年を振り返り、自身も肩に力が入っていたと言います。 今季は3年生の佐藤圭汰選手が故障のため出雲と全日本は欠場。その中でも着実に優勝争いを演じたチームに手応えを口にしつつ、「今年はチャレンジャーですし、肩の力が抜けてチームとしてものびのびと準備ができています。限られたメンバーで走らないといけないですが、走る10名の状態を作り込むことができれば勝機が見えてきます」と語りました。 一方、恥骨を痛めていた佐藤選手は、11月から本格的な練習に復帰。「今は順調にトレーニングができています」と全快をアピールし、故障の原因の一つとなったフォームの改善に力を注いでいるようです。 箱根初出走だった前回は3区を任され、1時間0分13秒の好タイムをマーク。しかし59分47秒をマークした青山学院大学の太田蒼生選手(当時3年)に首位を明け渡しました。「同じ区間を走るのであれば、リベンジしたいです」と、太田選手をライバルにあげ、決意を込めました。