「長くボールを保持すること」 レアル戦を前に久保建英が心境を語る!エムバペについては「サイドにいるのが一番厄介」
サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間14日、ラ・リーガ第5節でレアル・マドリードと対戦する。この一戦を前に久保は、スペインメディアの『ゴル・プレイ』のインタビューに応じ、マドリー戦について語っている。その内容を『マルカ』が、13日に報じた。 【動画】まばたき厳禁! 久保建英の衝撃ゴールがこれだ! ソシエダは、今夏にMFミケル・メリーノやDFロビン・ル・ノルマンが引き抜かれたことに加えて、けが人も多く、第4節を終えて勝ち点4の12位と出遅れている。一方のマドリーは、フランス代表FWキリアン・エムバペが加入したものの、チームとしてのバランスを欠き、昨シーズンのような圧倒的な強さをまだ見せられていない。これからギアを上げていかなければいけない両チームの対戦の前に、久保がこの試合の展望を語った。 連係面で課題が残るマドリーの攻撃陣について聞かれた久保は「私たちが見ている通りで、結局のところ前線の3人が同じポジションでプレーしていると思う。それが、マドリーがベストなパフォーマンスを発揮できていない理由かもしれない」と見解を示したものの「我々のチームではないので、自分たちのことを考えないといけません」と、強調した。 23歳のアタッカーは、マドリーに対して「どのように戦うか」と問われると「相手にダメージを与えられないようにしないといけない。できるだけ長くボールを保持することが重要で、彼らにボールを持たれた時は、これまでにも苦しめられている」と答え、できるだけボールを握りながら試合を進めたいと明かした。 また、マドリーの9番を背負うエムバペについては、「センターフォワードでプレーするよりも、サイドに張っている時の方が苦しめられると思う」とコメントした上で「サイドにいるのが一番厄介で、ほぼ止められない」と率直に述べている。最後には、「結局、大きなチームと対戦する時は、注目度が高まる。レアル・マドリードやバルセロナ、アトレティコ・マドリードのようなチームに対して自分の名前を売ることは良いことだと思う」と意気込んだ。
フットボールチャンネル編集部