見た目・香りなど評価!“おいしいお米コンテスト” 「甲乙つけがたい」審査に苦労も…93組の中から金賞米に輝いたコメは?
NST新潟総合テレビ
新潟県新発田市でコメのおいしさを競うコンテストの最終審査会が開かれました。会場には生産者たちが手塩にかけて育てたコメが並び、審査員の厳しい目と舌でグランプリが決められました。 新発田市のコメの消費拡大を目的に行われている『新発田のおいしいお米コンテスト』。 10回目となる今回は、過去最多93組がエントリーし、11月12日は最終審査まで残った上位10組が参加しました。 【吉田優アナウンサー】 「会場には同じ型の炊飯器がずらりと並べられ、審査されるコメはすべて同じ水の量・同じ時間に炊き上がるように設定されています」 審査は地元の観光協会や高校生などによる試食で行われ、見た目・香り・味・食感をそれぞれ評価。 【審査員】 「どのコメもつやつやで甘みもあり、甲乙つけがたい。難しい。好みもあると思うが、好みに偏らずに平均的な感覚で平等に審査している」 【審査員】 「香りとか全然違うので驚いた。どのコメもよく噛んで、味の違いとかを考えるようにしている」 生産者が手塩にかけて育てたコメに順位をつけるのは難しかったようですが、審査の結果、見事グランプリの金賞米に選ばれたのは、審査項目の合計点が一番高かった菅谷地区の釜田勇一さんのコメ。 異常気象を乗り越えての受賞に感慨もひとしおのようです。 【釜田勇一さん】 「今年は猛暑に加え、水害の中で地域の皆さんに助けられながらここまで来ている。真心込めてつくっているので、おいしく食べていただきたい」 気になる、その金賞米の味は… 【吉田優アナウンサー】 「しっかりと粒立っていて、噛めば噛むほどほのかな甘みが口いっぱいに広がります。見た目も白く、つやっと輝いていて、まさにグランプリの名にふさわしいコメです」 受賞した上位3組のコメはふるさと納税の返礼品として出品されるほか、海外輸出に向けた情報提供を行うなど消費拡大につなげていく予定です。
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