【セ・リーグ】8月度月間MVPは阪神・近本光司が初受賞 DeNA・東克樹は昨年以来2度目
日本野球機構(NPB)は10日、セ・リーグの8月度「大樹生命月間MVP賞」を発表。打者部門では阪神の近本光司選手が初受賞。投手部門ではDeNAの東克樹投手が2度目の受賞となりました。 【画像】阪神・青柳晃洋投手とDeNA・東克樹投手 近本選手は、阪神入団6年目で初受賞。8月は全25試合に1番打者として出場し、打率.390、21得点、39安打、6盗塁、出塁率.470 の5部門でリーグトップの好成績を記録。また13試合で第1打席に安打を放ち、うち9試合で先制の得点を記録するなど、リードオフマンとして打線を勢いづけました。 17日の中日戦では、3安打と猛打賞の活躍を見せると、その日から5試合連続のマルチ安打を記録。さらに18日の中日戦では4打数4安打の固め打ちを見せ、13日の巨人戦から14試合連続安打で8月を締めくくりました。 入団から6年連続で100安打を達成し、今季も8月終了時点でリーグ2位の安打数を記録する安打製造機が、連覇を狙うチームをけん引する活躍を見せています。 一方、投手部門のDeNA・東投手が昨年9、10 月度以来となる2 度目の受賞。8月4試合に先発登板し、計30イニングを投げリーグトップタイとなる3勝、リーグトップ防御率0.90の好成績を収めました。 また7日の中日戦では、勝敗は付かなかったものの9回114球を投げ無失点の好投を披露。さらに、13日の広島戦では8回無失点の投球で勝利投手。21日の中日戦では、6回1失点の投球で、2年連続の2桁勝利を達成。28日の阪神戦で7回2失点の投球で11勝目をあげ、8月無傷の3連勝を達成。昨年8月4日の阪神戦から続く連続クオリティ・スタート記録を31試合まで伸ばしました。 昨年、投手2冠に輝いたエース左腕が、混戦の順位争いにあるチームをけん引する活躍を見せています。