デビュー40周年目前のTUBE、“冬うた”やバラード曲の意外な人気に本人たちも興味津々 Spotify再生回数ランキングを深掘り
春畑「ライブの前に、11月に出した映像ソフト(『TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2024 SUN CUE 4 OAR ~2 Stadiums~』)もチェックしてもらえたら。これは、GACKTさん、北山たけしさん、DA PUMPのみなさんのあとに北山たけしが出てくれたライブをほぼノーカットで収録し、その舞台裏のミーティングやステージづくりも撮影しています。ステージでずぶ濡れになった前田が、どうやって次のステージで復活しているか、とかも見どころです(笑)」 ちなみに、30周年だった’15年は、春夏秋冬に合計4枚のシングル、2枚組のオリジナルアルバムに、4枚組のオールタイムベスト、と怒涛のリリースがあったので、40周年もさまざまな記念作品があるのではと、多くのファンが期待してしまうであろう。 最後に、ストリーミングのリスナーへのコメントをお願いすると、 春畑「このランキングを見ると、自分たちが全く予想していなかった曲がたくさん聴かれていて嬉しいですね。新しい曲も含め、ご自身の興味があるところから、どんどん引っ張って聴いてください」 角野「いつものTUBEの定番曲以外も人気なのが面白いです。みなさんが各々で作ってくださったプレイリストも、ちょっと見てみたいかも。これを機に、シングル以外の楽曲もよろしくお願いします」 TUBEの楽曲一覧を振り返ってみると、恋心も純情も、笑いも涙も揃っているのがとても人間くさく、また、聴いていると熱い想いが伝わってくることを改めて実感した。昭和から平成、令和にかけて、TUBEがずっとTUBEらしく活動を続けていることで、時代が変われども大切なものはずっと同じなのだと、私たちリスナーに教えてくれている気がする。 *** 全3回でお届けしたTUBE春畑道哉、角野秀行インタビュー。【インタビュー第1回】では「あー夏休み」と「シーズン・イン・ザ・サン」を中心に、【インタビュー第2回】では、真冬にレコーディングする“夏うた”事情について語ってもらった。