B2ベルテックス静岡 プレーオフ進出に黄信号…ホーム最終戦で黒星
◇B2リーグ第30節 青森96ー79ベルテックス静岡(7日・静岡市中央体育館) ベルテックス静岡が青森に79―96で敗れ、ホーム最終戦を白星で飾れなかった。ワイルドカードでのプレーオフ(PO)出場圏を争う神戸が奈良に敗れ、勝てば、ゲーム差1に縮まるチャンスだったが、リーグ屈指の攻撃力を誇る青森を止めきれず完敗。残り4試合で2ゲーム差とPO進出に黄色ランプが点滅した。 速攻のポイントが青森の15点に対してベルテはわずか4点。いいディフェンスから攻撃につなげられなかった。ファクンド・ミュラーHC(50)も「前半いいシュートで終われなかった」と、悔やんだ。痛い一敗を喫した加納誠也主将(34)は「まだ望みはあるので、あと4戦全部勝ちたい」と、前を向く。次節(13、14日)は愛媛、リーグ最終節(20、21日)は福岡と戦う。逆転POへ奇跡を起こす。 〇…ホーム最終戦後に、昨季限りで現役を退いた大石慎之介アシスタントコーチ(36)の引退セレモニーが行われた。途中、家族が登場し、3人の子どもたちが手紙を読み上げた。「泣くつもりはなかったけど、泣いてしまった」。また、現役時代に背負った「1」を永久欠番にすることが発表され、「そんな選手は一握りだと思うのですごく光栄です」と、話した。
報知新聞社