「妻の実家への帰省」およそ6割の夫が楽しみにしている!? 気になる理由を聞いてみた
妻の実家への帰省が「楽しみではない」理由
続いては、義実家への帰省は気が重い……という夫たちの声です。 ⚫︎なんといっても…気をつかう! 「気をつかってしまう。なにかと遠慮してしまう」(42歳/その他) 「義父母に気をつかったり、生活習慣の違いに慣れなかったりするから」(54歳/総務・人事・事務) 「義両親が先生なので、ルールが随所にあって、守らないと叱られる」(49歳/デザイン関係) 「義理の父が側にいるとくつろげる気分になれないし、子どもとの接し方や嫁との接し方など監視されているような気分になる」(37歳/その他) やはりダントツは「気をつかうから」という理由。生活習慣の違いになかなか慣れなかったり、義両親の目が気になったりと、気をつかってしまう原因は複数あるようです。身内とはいえ、よその家にお邪魔する以上、完全リラックス状態でいられるのはなかなか難しいのかもしれません。 ⚫︎会話が弾まない、仲が良くない…感じる居心地の悪さ 「話すことが苦手なのでうまく会話ができないので楽しくない」(42歳/その他) 「義父との会話が話題が無く、続かないので」(56歳/その他) 「個人的にうわべの付き合いにとどめているので楽しい気持ちになることは無い」(39歳/その他) 「弟夫婦が一緒に住んでいるから気まずい」(45歳/その他) 「妻とあまり仲が良くないので少し居づらい」(47歳/コンピュータ関連以外の技術職) コミュニケーションを取るのが苦手だと、そもそも会話が苦痛……というのも分かります。たまにしか会わないと距離感も難しいですし、会話が弾まないと気まずい思いをすることもあるよう。また、最初から表面上の付き合いしかしていない、とやや冷めた声もありました。 ⚫︎その他、こんな理由も 「お酒は飲めないが行くと飲まざるを得ないから」(59歳/その他) 「妻の家は田舎すぎてやることがなさすぎる」(56歳/営業・販売) 「移動するのが面倒くさいから」(43歳/その他) 自分のペースで過ごせないのはたしかにストレス。ですが、ここに挙がっている回答は、いずれも自分次第で状況を変えられる余地があるかな、という気もしました。 そしてやや気になったのは、妻たちから多く聞かれる“家事の手伝いなど気働きせねば”という声がほとんどなかったこと。“気をつかう”の範囲が、夫と妻とでは異なるのかもしれない、とアンケートをまとめていて感じました。 以上、義実家への帰省における夫のホンネをお届けしました。 義実家の人たちとの付き合い・仲の良さが、帰省に対する夫たちの心持ちに大いに関係しているようでしたね。義両親との会話が弾んでいないようだなと思った時は、妻がうまくアシストしてあげるとまた違うかもしれません。せっかくなら、少しでも「行ってよかった」と思える帰省になりますように。
kufura編集部