「クラブ史上2番目の高額移籍…」アーセナル、今季58得点に関与した逸材MFの獲得に関心か?「欠けているピースとみている」
今季プレミアリーグ2位に終わったアーセナルは、来季悲願の優勝を成し遂げるために積極的に補強に動いている。英メディア『TEAM TALK』は、今季合計58得点に関与したスポルティングCPに所属するヴィクトル・ギェケレシュ獲得に関心を示していると、現地時間22日に報じていた。 【動画】すごすぎ!? 冨安健洋のアーセナル初ゴール! 報道では、「アーセナルは数多くの有力な候補選手を検討している」と述べた上で、「左サイドのディフェンダー、クラブ記録で獲得したデクラン・ライスの中盤のパートナー、そして強力な新しいストライカーの3つのポジションを優先して補強する準備ができている」と伝えていた。 そして、具体的に名前があがっていたのがスポルティングCPに所属するギェケレシュだ。同選手は、今季公式戦50試合に出場し43ゴール、15アシストと合計58得点に関与する圧倒的な成績を残している。 同メディアは、「ヴィクター・オシムヘンの驚異的な金額に設定された契約解除金が問題となっていること、さらにやや心配な負傷歴を持っていることから、アーセナルは同選手との契約を進めることについて考え直している」と、ギェケレシュ獲得に関心を示すことになった背景を伝えていた。 もっとも、記事では、「ギェケレシュ獲得には最大1億2000万ポンド(約228億円)になる可能性がある」と言及し、「これはクラブ史上2番目に高額な移籍金で、ライスに次ぐものとなる」と、歴代の中でももっとも高額な取引のうちの1つになる可能性があることを指摘していた。 しかし、同メディアは、「アルテタ監督はギェケレシュがジグソーパズルの欠けているピースになりうると考えている」と指摘しており、「契約を進める許可も出た」と、高額な移籍金であるにも関わらず獲得に向けて本腰になる可能性は高いようだ。
フットボールチャンネル編集部