高須幹弥氏「絶対に許されない行為」“医師の倫理”めぐりしかられた経験回想
美容外科高須クリニック統括院長の高須克弥氏(79)の息子で、ユーチューバーとして登録者数約71万人を誇る同クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏(49)が25日までにYouTubeチャンネルを更新。女性美容外科医が解剖研修の写真をSNS上で公開した問題をめぐり、自身の経験などを語った。 【写真】献体写真公開で炎上中の女性美容外科医 幹弥氏は、医学部等での解剖実習における献体について「多くの場合はボランティアで、自分の意志で自分の体、自分が死んだ時に献体しますっていう方がいてくださる。そういう方で成り立っているのが解剖実習」と説明。「献体をされる方っていうのは、すごく大きな決断をされたと思う。純粋に医学の発展のために、学生さんに自分の体を使って勉強してもらいたいっていう気持ち、社会貢献のため、世の中のために献体してくださったと思う」とし「(献体した)その方々に死ぬまで敬意を表しないといけないと思っている。なので献体に関して不謹慎なことをするっていうのは絶対に許されないこと」と思いを語った。 しかし自身も医学部進学を目指していた高校時代には、“医師の倫理”をめぐって教師に厳しくしかられた経験があるという。その教師から「(医学部の)解剖実習のときにご遺体の耳を切り取って壁にくっつけて『壁に耳あり』ってやった生徒がいた。その生徒は退学になった」という話を聞かされるも「せっかく努力して勉強して医学部に入ってたのに、そこで『壁に耳あり』で退学って厳しすぎるんじゃないか?」と疑問を抱いたという。それでも教師から「医者の倫理としてそれをやってはいけないことがわからないのか!」と怒鳴られたことを振り返り「ショックを受けたしプライドも傷つくんですけど、その時、先生にしかられて本当に良かったと思う。今となってはその行為が絶対に許されないということがわかる」と、間違ったことをしかられる大切さについても説明した。