能登復興へ光の演出 金沢村田製作所に電飾 金沢美大生が考案
金沢村田製作所(白山市)の敷地内で6日、金沢美大生が考案したイルミネーションの点灯が始まった。塩化ビニールパイプなどの身近な建築資材を活用し、若い感性が光る演出を施した。4年目の今回は、ドイツ語で「変身・変容」を意味する「メタモルフォーゼ」をテーマとし、能登の復興への思いを込めた。 同社は従業員の癒やしに役立てようと敷地内をイルミネーションで彩っており、2021年度から金沢美大と連携している。今年は2、3年生4人がアイデアを出し合い、球状やドーム型のオブジェに、発光ダイオード(LED)などを取り付けた。 点灯式では中山能勝社長と学生4人がスイッチを押した。24日は一般向けの見学会を開催し、参加希望者を同社ホームページで受け付けている。イルミネーションは来年2月中旬まで。