東海制し全国進出 三重・松阪リトルが2連覇 JA共済杯全国選抜予選
決勝は7対0、堅実な守備
JA共済杯2024全国選抜リトルリーグ野球東海連盟大会(リトルリーグ東海連盟主催)がこのほど、愛知県弥富市の愛知西上野グランドなどであり、三重県松阪市が拠点の松阪リトル(上田栄治監督)が優勝し、大会2連覇を決めた。8月に岩手県盛岡市で行われる全国選抜大会に東海連盟代表として出場する。 同大会は同連盟に所属する東海、北陸の20チームが出場し、トーナメント戦で優勝を争った。 松阪は、1回戦で富士(静岡県)に12―1で勝利、2回戦は尾張中央(愛知県)に11―1で勝利と、いずれも大勝した。 準決勝の知多(同)戦では0―0の3回表、3番・大原一朗君(山室山小・6年)の右前適時打で先制点を挙げると、4番・堀端一翔君(幸小・同)の中越え適時打、村田遥翔選手(幸小・同)の中前適時打で3点を追加するなど試合をリード。投げては堀端投手が完投し、6―2で勝利した。 決勝は浜松(静岡県)と対戦。1回裏、1死二塁で5番・西口昌汰君(山室山小・5年)が右中間へ適時打を放つなど3―0とリード。3回には2死一塁で堀端君が右中間へ適時三塁打を放つなどし2点を追加。さらに4回に1点、5回にも1点を取り、7―0で優勝を決めた。 上田監督は「打撃もよく、守備もミスなく順調に進めた。4試合で4失点、バッテリー中心によく守ってくれました。全国大会まで期間があるので全てにおいて強化したい」と話した。