【バレー】東京GB・柳田将洋「ホームゲームで、久しぶりにコートでプレーをして絶対に負けたくないという気持ちが先行してしまった」V1男子会見
11月25日に国立代々木競技場第二体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsジェイテクトの試合後会見のうち東京GB分をお届けする。
カスパーヴオリネン監督(東京GB)
■東京グレートベアーズ ●カスパーヴオリネン監督 今週久々にシーズン序盤で出たメンバーが帰ってきて、リズムを取るのに時間かかってしまったところありました。その後リズムを取り戻していったゲームでした。 ジェイテクトさんは個人のレベルの高い危険なチームだと思いますので、明日に備えないといけないです。 小さい改善ポイントが練習の中だけではなくて、実際の試合で少しずつ見えてきたところは凄く良かったです。 自分たちは文化としてそこをより直すために練習をゲームに近づけるというところを意識してやっています。 練習で100%を出し切ることを常に意識してバレーボールしています。 練習と試合に違いが生まれないようにというところを心掛けてできました。 ――今日の試合玉宅(健太郎)選手とオポジットに戸嵜(嵩大)選手を入れた普段と違う2枚替えをしましたが狙いについて。 ヴオリネン:玉宅さんはウチのチームで一番いいサーバーです。戸嵜さんは先週から凄いいいパフォーマンスを出していますので、2人合わせて使ったら面白いと思っていました。 ――試合の終了時の会場インタビューでチームのシステムを構築するのに時間かけてしまいお待たせしましたとファンに言っていた。チームとして手応えが感じられているという段階になったのか? ヴオリネン:チームが成長する上でアップダウンは必ずあることです。明日が必ず良くなるとかいうことは責任持って言えません。 全体を通して長期的に見たら必ず成長していると思いますし、その中で特にオフェンスの部分は手応えがありました。 ――アウトサイドヒッターについて第1、2セットとカムバックをしたとおっしゃった第3、4セットの評価について。 ヴオリネン:こちらが何かをしたわけではありません。先週柳田(将洋)選手は試合に出場していませんでした。自分のリズムを見つけるのに少し時間かかってしまったと思います。彼自身の力でリズムを取り戻して帰ってきたと思っています。 亀山選手もどうやったらスパイクが決まるかっていう解決策を常に考えていて、セットをこなす毎にだんだんに気づけたのかなというふうに思います。 ――ブロックがハマっていたように見えたが何かブロックで指示をしていたか?第2セット21-20のリードしたサーブの場面でタイムアウトを取ってブロックにオポジットの選手も含めてコミットで2枚で止めましたがチームオーダーだったのか? ヴオリネン:相手が常に何をしてくるかを考えて、こちらが先手を打たないといけない場面でしたので、タイムアウトとって自分たちのシステムをもう 1 回考え直すという時間を取ってこちらから指示を出してブロックをしました。 一般的にはサイドアウトで詰まった時にタイムアウトを取って相手のサーバーのリズムを崩すことがありますが、もう一つとしてこちらの組織を立て直すところでタイムアウトを取ることもあります。