愛知県知事のリコール署名偽造事件で元団体事務局長に二審でも有罪判決 名高裁
テレビ愛知
愛知県の大村知事へのリコール署名偽造事件の裁判は一審に続き、二審も有罪判決です。 起訴状などによりますと、リコール団体元事務局長の田中孝博被告は愛知県の大村知事へのリコールを巡り、2020年に佐賀市内でアルバイトを使って有権者71人分の署名を偽造した罪に問われています。 一審の名古屋地裁は田中被告に対し、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡していましたが、弁護側が判決を不服として控訴していました。 11月6日の控訴審判決で、名古屋高裁は「組織性、計画性が認められ、地方自治そのものを揺るがしかねない悪質な犯行で、『刑事責任は軽視できない』とした一審の判決に不合理な点はない」などとして一審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却しました。
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