「自分も助からないと思った」親族3人をハンマーなどで殴り殺害した事件 被告の父親が公判で証言 静岡地裁浜松支部
おととし浜松市で親族3人が殺害された事件の裁判で、現場に居合わせた被告の父親は「自分も助からないと思った」と証言しました。 元警察官の被告(25)は、おととし3月自宅で、同居する祖父(当時79)ら親族3人の頭をハンマーなどで殴り、殺害した罪に問われています。 これまでの裁判で被告は殺害を否認しています。 6日の公判では事件当時現場にいた被告の父親が証言に立ちました。 父親は「被告に結束バンドで両手をきつく縛られた。被告の手に鉄のハンマーが見え、自分も助からないと思った」と語りました。 一方で、身動きが取れずずっと下を向いていたため、3人が殺害された状況は「分からない」としました。