【特集】パートナー求めて二人三脚!入会費は約25万円、それでも婚活中の若者が続々集う『結婚相談所』 鏡が大好きなカウンセラーは、通算700人を結婚に導いた敏腕仲人!会員の幸せは自分の幸せ…“人生の岐路”に寄り添う彼女たちの素顔に密着
相談所の入会費は、約25万円。月会費も発生し、婚約後の退会時には成果報酬も支払う仕組みです。決して手頃な額ではありませんが、最近は若い会員が急増していて、20代の入会者は5年前の2019年より2倍近く増えています。 (女性・28歳) 「今流行りのマッチングアプリもしているんですけど、中には本気度が違う人もいるから、『結婚相談所』のほうがお互い同じ思いでしているし、良いなと思って」 明治安田生命の調査によると、今や4人に1人がマッチングアプリを利用して結婚しています。ただ、気軽に使えても、理想の相手になかなか辿り着けないことも…。効率や手厚いサポートを求めて、相談所に乗り換える人も多いのです。 (男性・30歳) 「相談所なら最短で3~4か月で結婚とか、うまくいっている人の平均が半年ぐらいだったんで、スピード面も含めて選びました」
“仲人”という仕事は「ズバリ天職です!」 相手の幸せは、自分の幸せ…
週末になると、より活気づく相談所。 (畑さん) 「おはようございます。今日のお客様の予定なんですが、10時半から18時までギッシリ埋まっ ています。ご案内もハードな感じになると思うので、お客様にご迷惑をかけないように回してもらえたらと思います」
面談に加えて、メールや電話での相談が、ひっきりなしにやって来ます。わずかなスキマ時間が、貴重なランチタイム。 (菊田さん) 「全然、味わってないです。物を突っ込んでいるだけ(笑)」
忙しい一日を乗り切るために、畑さん流のルーティンがあるそうで…。 (畑さん) 「朝は、何かテンションが上がる曲を聴きながら、出勤します」 Q.どんな曲を聴いているんですか? (畑さん) 「松田聖子ちゃんの『未来の花嫁』とか。プロポーズはまっだっなっの、いつまで待ったせっるっの~♪って。あはは、すみません(笑)」
本命の彼との仲を深めたいものの、一歩が踏み出せない女性(29)が、菊田さんのもとを訪れました。将来を見据えているからこそ、彼に持病のことを素直に打ち明けましたが、反応がどうしても気になるといいます。 (女性・29歳) 「ちょっと早く言い過ぎたかなというのがあって」 (菊田さん) 「なぜ、そう思われたんですか?」 (女性・29歳) 「明らかに困ってそうだったんで」 (菊田さん) 「困っていた?」 (女性・29歳) 「今は会ってくれているけど、この先どうなるかわからないというのがあって、不安になっちゃって」 (菊田さん) 「病気一つで、あなたのことを判断しようと思ってない。良い所もすごくしっかり確認しているから、会い続けているんです。そこは、自信を持ってほしい。『私は一人しかいません。あなたと真剣交際に進みたい気持ちは固まっているから、もっと一緒にいたいと思っています』と言って、帰って来たらいい。本命には、何も濁す必要はありません」 相談者と共に一喜一憂し、結婚というゴールに導くだけではなく、仲人は時に、その人の生き方そのものを後押しします。
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