堅守が売り、正智深谷 小西と近藤の2得点で長崎総大付に競り勝つ 全国高校サッカー
◇29日 第103回全国高校サッカー選手権大会1回戦 正智深谷(埼玉)2―1長崎総大付(長崎)=NACK5スタジアム大宮 8大会ぶり4度目の出場となった正智深谷が長崎総大付に2―1で競り勝った。 前半37分、正智深谷のDF鹿倉颯太(3年)が鋭い左CKを送ると、ニアサイドに潜り込んだMF小西聖七(3年)が頭で流し込んだ。序盤は押し込まれてピンチの連続だったが、得意のセットプレーで待望の先制点を奪った。 前半終了間際に追いつかれたが、再び突き放した。後半13分、MF吉田匠吾(3年)の横パスを受けたMF近藤七音(3年)が右足シュートを放った。GKマガリェンス・アルナウド(3年)は球をキャッチできずにゴールイン。正智深谷が持ち前の堅守をベースに決定力で上回り、2回戦に駒を進めた。
中日スポーツ