立冬に寒さ到来 千葉県内今季一番の冷え込み 香取で最低気温5.9度
暦の上で冬が始まる「立冬」の7日、県内も寒さが本格化し、各地で軒並み今季一番の冷え込みになった。晴れ間は広がったが、風が冷たく、街行く人は厚着の服装が目立った。気象庁はこの日、冬の訪れを告げる北からの風「木枯らし1号」が東京と近畿で吹いたと発表した。 銚子地方気象台によると、県内の7日朝の最低気温は香取市で5・9度、佐倉市で6・6度、我孫子市で7・1度。全15観測地点のうち9地点が最低気温10度未満だった。日中の最高気温も16~19度程度までしか上がらず、多くの地域で例年の11月中旬並みの寒さ。県内でも北風が吹いた。 全国的に、北からの冷たい風が吹き込みやすい冬型の気圧配置になった。県内では8日も、7日並みの冷え込みになりそうで、服装や体調管理に注意が必要。 木枯らし1号は例年、東京と近畿で発表される。東京では昨年より6日、近畿では4日早い。2021年と22年は条件を満たす風が吹かなかった。