【速報】中条きよし参院議員が疑惑を否定「事実無根です。金利の部分は空欄になります」「別にもらおうという気はない、どうぞ好きにという意味」
日本維新の会の中条きよし参院議員が、「高利貸し」疑惑を「事実無根」と否定しました。 元演歌歌手で日本維新の会の中条きよし参院議員は、当選前の2021年、「子供が生まれ、生活に困窮している」と知人に求められ1年で返済することを約束の上、1千万円を貸した、などと8日、取材陣に対し自ら経緯を話しました。 週刊誌報道では、金利60%で貸し付けを行っていたと報じられていましたが、中条議員は「事実無根」と否定。1千万円を貸し付けた際の契約書には金利についての記載はなく、金利を貰うつもりはなかったとし、出資法違反には当たらないと主張しています。 (日本維新の会 中条きよし参院議員)「金利の話がありましたけど事実無根です。金利の部分は空欄になります。なぜ空欄かって言いますと、本人がどうしましょうっていうんで別にもらおうという気はないのでどうぞ好きにという意味」「昭和の人間なので、すぐに信用はします。こういうことになるとは思っておりませんでした」 中条議員によると、貸付金は一切返済されておらず、現在は1千万円とあわせて、遅延損害金や督促申し立て費用の支払いを求めているということです。
維新の判断は…藤田幹事長が口頭注意
中条議員は今月1日、参院事務局に対し2023年公開の資産報告書の貸付金を「なし」から「1千万円」に訂正。資産報告に誤りがあったことについて、維新の藤田幹事長から口頭注意を受けています。 中条議員の高利貸し疑惑報道について、藤田幹事長は次のようにコメントしています。 日本維新の会 藤田幹事長「週刊誌が書いておられるような出資法違反であるとか、高額な金利といった事実はないし、それについて何ら咎められることはないという判断をしています。中条氏には法的措置を進言しています」